はい、よろしくお願いします！
早速ですが、新型コロナウイルスが日本で流行して約1年が経ちます。不動産は売れなくなったでしょうか、それとも売れるようになったでしょうか？

実は、不動産、売れています。

理由はほとんどその通りです。
ですが、全ての不動産が売れているわけではありません。

不動産は2種類あります。1つ目は「オフィス」。2つ目は「人が住む用」です。
オフィスはリモートワークの普及に伴って需要が大きく減りました。しかし一方で、新型コロナウイルスが流行しても、憧れのモテ立地に住みたいという人の欲求が無くなることはありませんでした。

その証拠に、日経新聞の2020年11月の記事で「首都圏マンション販売が67%増加」と発表されました。首都圏ではマンションが売れに売れています。

不動産が売れるようになった理由として、在宅勤務や飲み会自粛によって暇になったサラリーマンが「将来に向けて資産形成をしなきゃ...」と不安な感情を抱くようになったことが要因の1つです。他にも低金利な時代になった等の理由があります。

今まで浪費家だったサラリーマンは手元の貯金がなく、株や投資信託を買うことができません。「投資をしよう」と思っても、不動産ローンを借りることしか選択肢が無く、貯金がなくても頭金無しで開始できる不動産投資に向かうのは必然です。

いえ、浪費家サラリーマンが不動産投資を始めて、うまくいくはずはありません。
「将来への不安」によって投資用不動産はバカ売れしましたが、ほぼ全員が比較をせずにホイホイ買ってしまっています。
1時間の面談でAmazonギフト券3万円プレゼントなどのキャンペーンを行っている不動産屋に引っかかり、1軒買わされて1撃で500万円の損失を喰らってしまう、いわゆるカモにされてしまう方が多いのが現実です。

不動産屋におすすめされたものを思考停止して買ってしまわないようにみなさん気を付けてください。

いえ、確かにそのような話を聞きますが、実際に地方や郊外に移り住んだ方は、僕の体感、全体の0.1％くらいです。

やはり、みんなが憧れるような都心の超モテ立地に住みたいという気持ちの方が強いと思います。

地方の物件は人口減少に伴って価値は下がっていきます。ですが、例えば100年後に日本の人口が半分になったとしても、渋谷や新宿などの都心の価値は下がらず、むしろ需要と価格は高まっていくと思います。

地方の人口が減り、東京への人口集中は加速していきます。30年ほどのスパンで見ると必ず物価（＝不動産価格）も上昇します。なので都心の物件の需要と価値はますます高まっていくと思います。

物価が上昇する理由はこちらをご覧ください。
『30歳までに知っておきたい投資の知識』
https://pencil.schoo.jp/posts/EeqOa4WD

正解がありません。なのでひたすら物件を見て比較してください。自分が住む用でしたら20物件、投資用の物件でしたら100物件は見てください。

山手線は日本で最強の駅なので、僕でしたら渋谷駅や品川駅などから徒歩15分以内の物件を目指して探します。山手線のモテ駅から徒歩10分以内は探してもなかなか見つからないので、徒歩15分以内を目指すことはこだわった方がいいと思います。

いえ、影響しません。唯一影響があるのは、「晴海フラッグ」と呼ばれる選手村です。東京オリンピックが開催されると選手村に1.5万人の選手たちがマンションのように住み、その後そこはマンションとして売りに出されます。

もし東京オリンピックが開催されなければ盛り上がらず、買い手が見つからないので晴海フラッグの価格は暴落します。しかし、それ以外の不動産マーケットに影響はまずないでしょう。

まず、年収が500万円超えている地方在住の方は、都心に投資用物件を持つことをおすすめします。その場合は業者に騙されないように5業者ほどで比較してください。

また、関西で投資用物件を持つことはおすすめできません。よく梅田駅などを再開発していますと言って勧めてくるのですが、徒歩10分と書いてあるのに実際は端っこの出口から徒歩10分で、結局20-30分ほど歩かなければいけない場合があるので、騙されがちです。梅田駅がデカすぎるのです。

東京の駅の「徒歩10分」はほぼ10分なので、そういった点でも騙されないように都心に投資用物件を持つことをおすすめします。

名古屋駅も梅田駅と同じ理由でおすすめできません。栄駅や名駅から徒歩10分といっても、端っこの出口から10分の場合が同様にあるのでおすすめできないです。

確かに今後、人口減少が原因で地方では空き家が増えていきます。ですが、どんな時代になっても東京都心の一等地であれば空き家になることはないです。先ほども言いましたが、例え日本の人口が半分になっても大丈夫です。

僕だったらそうしますが、正解がないので自分の価値観で決めるほうがいいと思います。僕の父が熊本県出身なのですが、熊本が大好きで一生そこに住むという価値観もありますよね。熊本で骨を埋めるというのであれば投資など考えずに自分が住む用の物件を購入してもいいと思います。

ただ、経済合理性で考えると、家賃補助をもらいつつ地方にて賃貸で暮らし、年収が500万円を超えたら都心に投資用不動産を持つといいと思います。

不動産に頭金はないので、現金の有無は関係ないです。現金があるのであれば、そのお金は投資信託に入れましょう。
もし家賃補助がない場合の方は、今すぐに住宅ローンを組んだほうがいいです。

僕はペアローンはおすすめしていません。なぜなら、日本の離婚率は1/3だからです。離婚してしまう方も望んで離婚してしまうのではなく、結婚した時は一生の愛を誓っています。つまり、自分が将来離婚してしまうか誰にもわからないので、ペアローンはおすすめできません。

老後の価値観は人それぞれなので回答できません。僕は絶対に結婚をしないと考えています。僕自身、株式投資でお金を増やしていますが、その増やしたお金をどうするんだろうって思っています。

僕は株でお金を増やしている姿をみんなに見せて、正しいお金の知識が世の中に広まればいいなと思っていて、あくまでパフォーマンスとしてやっています。僕自身お金を必要とは思っていません。

今の僕の資産運用のペースで行くと、20~30年後には数億円になると思います。ですが、そのお金をどうしようかと疑問を抱いています。要するに、最後はお金ではなく人の幸せが重要だと思っています。

早めに正しいお金の知識をつけて、詐欺とかに引っかからず、お金の余裕を持って親孝行をしようぜ！って考えています。

今までの授業で扱った資料も全て公開しています。よければこちらからご覧ください！
https://note.com/sekanichi/n/na47dd2e5e081