2020.07.09
ブロックチェーンって何? ビットコインとの関係は?【1分でわかるキーワード解説】
日々、新しい単語が生まれるビジネスの世界。しかし、忙しいビジネスパーソンにとって、常に知識をアップデートし続けるのは容易なことではありません。
そこでPENCIL by Schooは、ビジネス界における最新キーワードを1分で解説。今回取り上げるのは、“ブロックチェーン”です。本記事で事前知識を蓄えたら、ぜひ関連する動画で深堀りしてみてください。
ブロックチェーンとは……
もう少し深掘りすると?
ブロックチェーンは2008年にサトシ・ナカモトと名乗る人物の論文にて“ビットコインを実現するための技術”として発表されました。ビットコインは仮想通貨の一種で、管理主体が存在しないという特徴を持ちます。
そこで取引内容の管理に貢献するのがブロックチェーン。
データをブロックチェーンに追加するマイニングという作業に世界中のマイナー(マイニングをする人)が参加することで、常にブロックチェーンは更新・確認されています。複数人がデータを分散して保有し確認することで、改ざんや紛失といったリスクに対抗することができるのです。
このようにブロックチェーンは分散型の取引管理を実現することで、ビットコインの仕組みを支えています。
「ブロックチェーン」をもっと知りたくなったら!
「ブロックチェーンについてもっと詳しく知りたい!」。そんな方におすすめしたい授業が「今さら聞けない『ブロックチェーン』とは何か」です。
全2回の授業で、ブロックチェーンの仕組みとそこから生まれるビジネスチャンスについて豊富な実例をもとに理解を深めることができます。
授業はこちらから↓
テキストで引き続き、学びたい方はこちらもどうぞ。
仮想通貨は“壮大な社会実験”である。 コインチェック、アルトコイン、ベーシックインカム…いま、知っておきたい経済のこと
https://pencil.schoo.jp/posts/M6q84vqz
文=宮田文机
ブロックチェーンは「分散型取引台帳技術」ともいい、ネットワーク上で複数の管理者が分散して取引データを管理する仕組みを意味します。
取引内容のデータをブロック(仮想の箱)ごとにまとめて記録し時系列順に連ね、その内容を複数のノードと呼ばれる管理者が保有することで情報や通貨の分散管理を実現する技術です。
従来の「中央集権型」の取引では、データが国や銀行、サービス提供業者といった中央管理者によって一括管理されているため、データの流出・紛失や富の偏り、管理コストの増大などのリスク・問題が生じていました。
ブロックチェーンが普及することでそうした問題を解決し、個人間・国際間でより自由な商取引を行えるようになるといわれています。