2020.07.01
150億円規模への成長も見込まれる“eスポーツ”とは?
日々、新しい単語が生まれるビジネスの世界。しかし、忙しいビジネスパーソンにとって、常に知識をアップデートし続けるのは容易なことではありません。
そこでPENCIL by Schooでは、ビジネス界における最新キーワードを1分で解説。今回取り上げるのは、“eスポーツ”です。本記事で事前知識を蓄えたら、ぜひ関連する動画で深堀りしてみてください。
eスポーツとは……
もう少し深掘りすると?
eスポーツの世界で活躍し主に大会の賞金で生計を立てている人のことをプロゲーマーといい、日本にも梅原大吾(ウメハラ)さんや谷口一(ときど)さんといった有名プロゲーマーが存在します。
eスポーツへの注目度とともに賞金額も高まっており、なんと人気ゲームの優勝賞金は数億円ということも珍しくありません。
なお、eスポーツの種目はおおむね以下の7つに大別されます。
・格闘ゲーム
・シューティング(FPS/TPS)
・MOBA(Multiplayer Online Battle Arena)
・RTS(Real Time Strategy)
・スポーツ
・DCG(Digital Card Game)
・パズルゲーム
このように競技としての形も整ってきたeスポーツはアジア競技大会やオリンピックでの正式種目化も議論され始めています。コカ・コーラやauといった大企業がeスポーツをスポンサードすることも珍しくなく、今後ますます注目のキーワードといえるでしょう。
「eスポーツ」をもっと知りたくなったら!
「eスポーツについてもっと詳しく知りたい!」 そんな方におすすめしたい授業が「eスポーツを取り巻く環境とAR/VRの未来 -HADO SUMMER CUP 直前特番-」です。
授業ではeスポーツとは何か、現在どのような状況にあり未来はどうなっていくのか、「AR/VR」といった技術とeスポーツの関わりなどについて学べます。
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テキストで引き続き、学びたい方はこちらもどうぞ。
「かめはめ波を、サッカーを超える競技に」――eスポーツの実践者が語る新しいスポーツの形とは
https://pencil.schoo.jp/posts/LjrYoob5
文=宮田文机
eスポーツとはエレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略で、テレビゲームによる対戦をスポーツ競技化したものです。
「ゲームがスポーツ?」と首をかしげる方もいるかもしれません。しかし、いまやその市場規模は61.2億円に達しており、次世代モバイル通信「5G」の開始といった後押しを受け、2023年には150億円規模にまで成長することが予測されています。
日本のファン数(試合観戦・動画視聴経験者)は約483万人と報告されており、eスポーツはもはやもっとも勢いのあるスポーツのひとつといえるでしょう。
世界のeスポーツ熱は日本以上に高く、その競技人口は少なくみても1億人以上です。これは全世界の野球人口3,500万人を大きく上回る数値です。