目次
- リーダーには6つのタイプがある。優秀でなくてもいい
- 日本代表・森保監督スタイル。「コーチ型リーダー」のはじめ方
- 価値観の違いを受け入れる。部下が期待どおりに動き出す「マネジメント」術
2023.03.16
新年度からマネージャーなどのリーダー職に昇進し、やる気が高まる一方、「実はリーダーシップを取るのが苦手」「部下に信頼してもらえるリーダーになるためにはどうしたらいいだろう」と不安でいっぱい、という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな悩みを抱える方に向けて、リーダーの考え方や振る舞い方について示唆を得られる記事を3つピックアップしてご紹介します。
先ほどご紹介したリーダーシップのスタイルの中から、昨今注目されている「コーチ型リーダーシップ」について詳しく紹介している記事です。
こちらは「グイグイとメンバーを引っ張っていくのは苦手...」というタイプの方に特にオススメ。
コーチングとは、「寄り添いながらコミュニケーションを取ることで、相手やチームの成長や変化を促し、能力を最大限発揮させることを目指す」能力開発手法です。コーチングの手法を用いて、成果を上げるタイプのリーダーを「コーチ型リーダー」と呼んでいます。
「コーチ型リーダー」は、コミュニケーションを取っていることを前提として、相手の話を聞く、安心して答えられる質問をするなど、コーチングを達成するために工夫を施すことが求められています。
また、チームで成果を上げるために個人の能力とチームワーク向上を目指し、対等な立場でのコミュニケーションの場を作り出すのが、真の「コーチ型リーダー」の役割であると言われています。
「マネージャーになったけど、部下が思うように動いてくれない...。」そんな時はまず、あなたが「指示だけマネージャー」になっていないか、胸に手を当てて考えてみましょう。
マネージャーがこの状態では部下の行動の流れは変わりません。人は働きかけがなければ現状維持を選びがちです。 そこで「壁マネジメント」が効力を発揮します。
「壁」を設置すべきなのは「結果の出ない望ましくない行動」の前。部下の行動の流れを手前でせき止めることで、成果へとつながる「結果の出る望ましい行動」へと誘導するのです。
具体的には、部下自身でコントロール可能な「行動ルール」、マネージャーが部下に対して守るべき「介入ルール」、部下にいい点と改善すべき点を伝える「フィードバックルール」を活用し、部下の成長と業績の向上を目指していく手法について詳しく触れられています。
「この春からマネージャーに昇進するけど、リーダーシップを発揮できるか不安...」という方はぜひ、ここでご紹介した内容を参考に、新しいスタートを踏み出してみてはいかがでしょうか。
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世間一般的な考えとして「リーダーは優秀でなくてはならない」というイメージがあるでしょう。実はそれは思い込みで、真のリーダーというのは、「自身が優秀であることよりも、チームや組織に影響を与えて新しい価値をもたらす人」のことを意味すると言います。
リーダーシップには「ビジョン型リーダーシップ」「コーチ型リーダーシップ」「関係重視型リーダーシップ」など6つのスタイルがあります。これらのリーダーシップスタイルに良し悪しはなく、重要なのは、自身の持ち味を活かしてリーダーシップを発揮すること。
例えば、コーチングが得意ならコーチ型、聞き上手で人をまとめるのが上手なら関係重視型のスタイルが当てはまります。 誰もがいつでもグイグイ引っ張っていく必要はありません。自分に合うリーダーシップスタイルを理解し、チームや会社の状況にフィットすれば、どんな人でもリーダーになれます。
自身がどのタイプに当てはまるのか、しっかりと自己分析をし、自分に合ったスタイルでリーダーシップを発揮していきましょう。