はい。初めは、知らないと恥ずかしい経済用語について解説します。

2020年3月、新型コロナウイルスの感染拡大により、日経平均が大幅に下がりましたというニュースをよく耳にしました。

ただ、そもそも日経平均とはなんだろうと思いませんか？

なんで日経平均が下がったら、みんな騒ぐのかなど、解説していきます。

皆さんもよく経済ニュースで聞く用語がありますよね。

・日経平均
・東証一部、東証二部、JASDAQ、マザーズ
・TOPIX
・NYダウ
・S&P500
・NASDAQ

なんとなく知っているという方が多いと思いますが、ちゃんと説明できないという方も多いと思います。今回はこれらを一緒に勉強していきましょう。

ちなみにこの中で知っている単語はありますか？

大丈夫です。一緒に学んでいきましょう！

ではここで質問ですが、「上場」とはなんでしょうか？

僕も大学生の頃までは間違った意味で知っていました。

正解は、上場とは株式を公開すること、つまり誰でも株を買えるようにすることです。

日本の中でも上場先の証券市場が色々ありましてそして、その中でも東証一部とは、東京証券取引所が運営している株式市場の中で最も優良とされている場所のことです。

そして、そんな東証一部に上場している企業は全部で約2200社です。

日本の会社の総数が420万社なので、その内のたった2200社のみが東証一部に上場することができます。

そうです。

東証二部は500社とされており、その他にも成長株と呼ばれるような将来が期待されている会社を上場させる場所として、最近できたのがマザーズやJASDAQです。

マザーズには300社、JASDAQには700社が上場しており、日本では合計で3700社だけが上場して株式を公開し、世間一般で誰でも株が買えるようになっております。

そうですね。

ただ、いきなり東証一部に上場ということはあまりなくて、最初はマザーズなどに上場して、そこから東証一部へ目指すという流れがほとんどです。

続いてですが、そんな上場している3700社の内、日経平均株価に選ばれている会社は何社でしょうか？

また、日経平均株価に選ばれると何がすごいのでしょうか？

日経平均株価とは、日本経済新聞社が決めている日本の株式市場の代表的な株価指標の一つのことです。

この日経平均株価に選ばれている会社は全部で225社で、これらは東証一部上場企業の中から選ばれています。

そして、その225社は年に1度変わるようになっていますが、実際は数社しか変わらないです。

なので僕はこの年に一回の入れ替えは少ないと思いますけどね。

では、果たしてこの日経平均株価に選ばれると何がすごいのでしょうか？

正解です！そうです、日経平均株価に選ばれるとみんなから信用されるようになります。

信用されると何が良いかといいますと、投資信託の商品の中に組み込まれるようになります。

そうすると株の売買が活発になり、株主が増え、特定の人の影響度が薄まるので株価が安定するようになります。

では続いての質問です。日経平均株価が下がると何が起こるでしょうか？

実はとても身近なことです。

そうです。何が起きましたか？

正解です。具体的に言うと、会社が潰れてしまうということです。

つまりどういうことかと言いますと、日経平均株価とは景気のシグナルです。

ただ、日経平均株価が急落しても、すぐには影響が出ません。時差がありまして、1、2年後に影響がでてきます。

株価が下がると、大企業は不景気に備えて広告費＆人件費を水道の蛇口のように引き締め始めます。

そうすると弱小企業がバタバタ潰れ、さらに連鎖で潰れていくので時間差で景気が悪くなります。

そして1、2年後に景気が悪くなると次のようなことが起きます。

・バイトのシフトが減らされる
・ボーナスがなくなる
・給料が下がる
・会社をクビになる

日経平均株価が下がると実生活にこんなにも悪影響があるということです。

次の質問ですが、コロナショックで株価が大暴落！でも今はV字回復している！いったいなぜでしょうか？アメリカが関係しています。

そうです。

アメリカのFRBという、日本でいう日本銀行に位置する機関が約300兆円という過去最大の資金供給を発表したことで、他の国々も同様にお金をばらまき始めました。

なので、景気が回復していないのに株価だけが上がるという現象が起きています。

これにより、元々お金持ちな人が株を買って、さらにお金持ちになっている一方で、毎日アルバイトをして生活をしている人は仕事を切られるし、もちろん株も買えないので貧乏のままになってしまいます。

その結果、世界中で貧富の格差がとんでもなく広がりました。

お金をばらまくことでこのような歪みが生まれてしまいましたが、そうせざるを得ない事情がアメリカにはありました。それはなぜでしょうか？

そうです。

トランプ大統領は今年の11月に大統領選挙を控えており、選挙で負けないためにお金をばら撒いて支持率を上げようとしています。

お金が世の中にばらまかれると相対的にお金の価値が下がってしまうので、100円だったおにぎりが200円になってしまうような物価の上昇が起きてしまいます。

なので本当はお金をばらまくことは、やってはいけない麻薬のようなものです。

そんなアメリカの経済を測る、日本で言う日経平均株価のような指数が2つありますので、それを紹介しようと思います。

この2つは、世界の中心となる指数なので絶対に皆さん覚えて帰ってください。

1つ目がNYダウです。これはダウ・ジョーンズ社が算出して発表している、世界の株価の中心となる指数なのですが、アメリカを代表する30社しかNYダウに選ばれません。

ダウ・ジョーンズ工業株価平均が正式名称なのですが、もはや工業以外のインターネット関連の企業など、工業関連以外の企業も台頭してきたことにより、世界的な企業であるAppleやコカコーラ、ウォルトディズニーやMicrosoftといった有名な企業が、この30社の中に選ばれています。

そして2つ目がS&P500です。

名前の通り500社が選ばれており、この500社は選定が厳しいだけでなく、入れ替えが激しいので健全な指標となっていると僕は考えています。

アメリカという国は、FacebookやGoogleなどの世界を代表するような企業であっても、市場を独占している疑いで裁判所に呼び出されたりなど、外部の目によって厳しく追求されるます。

なので日本に比べてアメリカのほうが健全だと思います。

ここで、スマホでできる無料のバーチャル株投資ゲーム、「トレダビ」を紹介します。

こちらは架空の1000万円を実際の株価で運用できるアプリゲームです。

「トレダビ」
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なぜこのゲームが良いかと言いますと、あくまで架空の1000万円を無料で運用すると言う点です。

例えばユニクロの株を買いたい場合、いくらで100株を購入できると思いますか？

正解は600万円です。

600万円の大金を現実ではなかなか使うことはできないと思いますが、架空の1000万円であれば、ノーリスクで投資ができます。

しかもアプリは無料ですので安心して利用することができます。

僕の周りの友人たちにもこのゲームを勧めていまして、彼らはこの3ヶ月で既に200万円ほどの利益を出しており、1000万円が約1200万円になっています。

中には1500万円まで増やした人もいます。

「もっと前からやっておけばよかった」と思っても、3ヶ月前に戻れるかと言うと戻れないですよね。

なので、いますぐ始めるべきだということを僕は伝えたいです。

そしてトレダビで実力がついた方は、次は実際に証券口座を作って株式投資をしてみてください。証券口座は無料で作れます。

おすすめはSBI証券と楽天証券の2つです。

日本で手数料が最も安い、そしてユーザー数が日本で最も多いので、これを使わない理由はないです。

「SBI証券」
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