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2021.05.20

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自分も周囲も言葉ひとつで整理上手になれる、かたづけフレーズとは

自分も周囲も言葉ひとつで整理上手になれる、かたづけフレーズとは

かたづけの悩みはさまざまですが、特にストレスを感じるのは身近な誰かがかたづけをしてくれない状態ではないでしょうか。何度言っても部屋をかたづけてくれない家族や、散らかりすぎて資料が見つからない職場仲間など、悩みの種となる相手にどんな言葉をかければ、かたづけてもらえるのでしょうか。

Schooの授業『人を動かす伝え方「かたづけフレーズ」』では、そんな相手にかたづけを促す伝え方や、行動に結びつく「かたづけフレーズ」を学んでいきます。日本初の「かたづけ士」として数々のかたづけに関する本を生み出してきたスッキリ・ラボ代表の小松易先生が、かたづけを行動に移すための言葉の選び方について解説します。

目次

  • はじめの一歩を踏み出すための、かたづけハードルを下げる言葉
  • かたづけの工程や目標を数値化する
  • 散らからない環境や習慣をつくる「かたづけフレーズ」

 

 

はじめの一歩を踏み出すための、かたづけハードルを下げる言葉

 

 

かたづけを具体的な行動に落とし込むと、整理整頓やモノを捨てるといった行為が思い浮かぶでしょう。一方でかたづけられない人は、そもそもモノを捨てられなかったり、モノの分類が苦手だったりするからこそ、かたづけが面倒になってしまいます。

 

 

そこで、かたづけのステップをより細かく表してみましょう。具体的には、整理整頓は整理と整頓に分け、捨てる前にモノを外に出すところから始めてみてください。このモノを外に出す工程も、捨てるためにではなく、点検するためと言い換えてみましょう。「モノを点検する」と言って引き出しの中のモノを出してみると、その後は意外と捨てやすくなるものです。

 


かたづけの工程や目標を数値化する

かたづけに関わる指摘や目標を数値化すると効果があります。例えば、かたづけの習慣がつかない子どもに「ゴミを捨てなさい」ではなく「10個捨てなさい」と伝えると、数えながら目標を達成できるため、楽しみながらかたづけをできるようになります。

 

 

また、一気に部屋をきれいにするのは難しいですが、「1日1か所15分」というふうに、プレッシャーにならない程度の目標を作ると、かたづけを続けられるはずです。さらに、15分は24時間のたった1%、一般的な労働時間である8時間の中では3%と伝えると、かたづけにたくさんの時間を取られる不安が軽減されます。

 

同じように、かたづけをする目的も数値化してみましょう。「すべてのモノが30秒以内に見つかる環境を作る」という具体的なゴールがあると、かたづけをするメリットを明確に感じられるため、行動を起こしやすくなります。

 


散らからない環境や習慣をつくる「かたづけフレーズ」

最後に、散らからない環境を作るための伝え方や言葉を紹介します。「家に帰るまでが遠足」という言い方は耳になじんでいると思いますが、同じように「しまうまでが買い物」というフレーズを伝えると、新しいモノが置きっぱなしになってしまうことが少なくなるはずです。

 

 

 

また、相手にかたづけを勧めたいときは「机を散らかさないで!」と否定的な表現をしがちです。もちろんこれでも伝わりますが、気持ちよくかたづけをしてもらうためには、肯定的な言い方のほうが適しています。例えば、机を散らかさないということは、机にモノを置きっぱなしにしないということです。私の場合、机に置く前にモノを選別して整理することを「空中選」と伝えています。このように、かたづけを肯定的に受け入れられるような表現で伝えるようにすると、自然とかたづけが習慣化されていくでしょう。

 

今回は「人を動かす伝え方『かたづけフレーズ』」の授業内容の一部をお届けしました。シリーズの他授業では、かたづけ理論を展開した仕組みづくりのメソッドや、応用するときのケーススタディなども学べます。かたづけを軸に働き方や思考法を身につけたい方は、ぜひ他の授業もチェックしてみてください。

 

文=宿木雪樹

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
『思わず動きたくなる「かたづけ思考」 第1回 人を動かす伝え方「かたづけフレーズ」』

 

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