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2021.10.19

interview

“バズる動画は強烈な単語と組み合わせから考える”ーーSNS総フォロワー180万人超え Kevin’s English Roomのアイデア発想術

“バズる動画は強烈な単語と組み合わせから考える”ーーSNS総フォロワー180万人超え Kevin’s English Roomのアイデア発想術

アイデア発想術をKevin's English Roomのかけさんから学ぶ

目次

  • 企画作成時に重要視しているものとは
  • アイデアは強烈な単語と組み合わせから考える
  • Kevin’s English Roomが人気の理由
  • YouTubeとTikTokの動画作りの違いとは

英語とエンタメを掛け合わせたコミカルな動画を数多くアップし、YouTubeやTikTokで大人気の動画クリエイター Kevin’s English Room。

今回は、そんなKevin’s English Roomの企画を担当されているかけ先生にご登壇いただき、バズる動画を生み出し続けるアイデア発想術を教えていただきます。

そしてKevin’s English Roomのかけ先生が実践されている「ゼロイチ発想法」についてお伺いします。ゼロイチの翼を獲得して、未来に向かって羽ばたいていきましょう。

かけ(Kevin's English Room) 先生

動画プロデューサー

加藤 智行 先生

動画プロデューサー

中田 有香

受講生代表

学びノート

SESSION企画作成時に重要視しているものとは

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早速ですが本日のゲストをご紹介いたします。Kevin’s English Roomのメンバーとしてご活躍されている、動画プロデューサーのかけさんです。よろしくお願いいたします。

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Kevin’s English Roomのかけと申します。2019年の末頃からKevin’s English RoomというグループでYouTube、TikTokに動画を投稿しています。僕はその中で企画、編集、マーケティングを担当しています。

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Kevin’s English Roomは、主にためになる面白い英語の動画を配信されています。現在YouTubeのチャンネルの登録者数は62万人を超えており、TikTokのフォロワー数は110万人を超えていて、大注目を浴びています。
今日はそんな大人気の動画がどのように生まれるのかお話を伺いたいと思います。

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それでは早速ですがKevin’s English Roomの動画はどのようなプロセスで作り出されているのでしょうか?

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まずは僕が企画するところから始まり、撮影をして動画を編集するという流れです。

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かけさんが企画したときに、他のメンバーから意見がぶつかることはありますか?

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あまりありませんが、たまに僕が予想した結果にはならなそうという意見が出ることはあります。そういうときは話し合って、企画が没になることもあります。

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では割と企画から動画にする段階ではメンバーを含めて3人で作り上げているということですか?

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そうですね。企画する段階では主に僕がある程度どういう結果を生み出すか考えていますが、撮影の段階では3人でやり取りをしながら作っています。

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なるほど。企画する段階で注意しているポイントはありますか?

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「どんな目的の動画なのか」をすごく大事にしています。この動画は誰が観て、何人くらいに観て欲しい動画なのかを最初に考えます。

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では企画によってものすごく多くの人に観て欲しい動画もあれば、「届く人に届けばいい」という動画もあるということですか?

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はい、分けて考えています。
ターゲットを考えていない動画もあるにはあるのですが、僕は動画を出した後にその効果検証を行うのが好きなので、誰からどのようなコメントがつくのか、イメージをしてから企画をするようにしています。

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計画的に企画されているのですね。その中で予想が外れるものもありますか?

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あります。特にTikTokは外れることが多いです。

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予想していたイメージとは違う形でバズることもあるということですか?

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はい。そういうものもありますね。

SESSIONアイデアは強烈な単語と組み合わせから考える

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かけさんは多くの動画を作られていますが、アイデアを思いつく方法はありますか?

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僕の場合は何か一つのやり方でアイデアが生まれるわけではありません。色んなベクトルから考えるタイプだと思っています。
例えばYouTubeであれば、すごく強烈なワードを用意して、そこから連想しています。「悪口」「気持ち悪い」など、かなり強いワードからどう持っていくか考えることで、自分たちの魅せたい魅せ方ができると思っています。

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また、普段組み合わせないものを組み合わせて、その2つをくっつけようとするエネルギーで企画することもあります。
例えば「料理」と「言語」などですね。あとは単純に伝えたいことがあって、それをどうしたらたくさんの人に見てもらえるかを考えて企画します。

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幅広い生み出し方をしているのですね。アイデアが出てこないということはないのですか?

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あまりありませんが、あと1時間で企画を10本出さなくてはいけないという時は焦ります。

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それは焦りますね。どのように乗り越えるのですか?

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先ほどお話ししたように、普段はあまり意識せずにいろいろな方法で思いつくのですが、こういう場面ではパターンで考えるようにしています。何かと何かを組み合わせたり、キーワードから連想したり。こういう時のキーワードは強烈なワードに限らず、ネット記事から単語を見つけて連想していきます。それをすると割と何本でもいけます。

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すごいですね。あまり思いつかないことはないのですね。

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そうですね。ただクオリティーの差は出てきます。

SESSIONKevin’s English Roomが人気の理由

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かけさんが動画作りをしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

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高校生の頃からYouTubeやニコニコ動画など、動画を観るのがすごく好きでした。大学生で将来どうしようか考えたときに、「動画関連の仕事ができたらいいな」と思い、ケビンとやまちゃんを誘ってニコニコ動画を始めたのがきっかけです。

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最初はニコニコ動画だったのですね。

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そうですね。大学生の頃にやっていました。

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そのときの動画はどのようなものだったのですか?

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今と大きくは変わらないのですが、ものすごくふざけた感じです。英語と日本語といろいろな他の言語でふざけていました。

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言語ネタを動画にしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

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単純にこの3人でやりたかったからです。僕は企画やアカウントのマーケティングが結構得意だったので、2人が得意なことをベースで考えたほうがやりやすいなと思い、結果的に言語ネタになりました。

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言語ネタをやりたいという思いが最初にあったのではなく、2人が得意なことを考えたときに言語ネタになったということですね。3人が知り合ったきっかけは何だったのですか?

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大学の音楽のサークルで知り合いました。

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だから3人とも歌が上手いということですね。

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元々音楽仲間でした。なので友達からは「言語のイメージがない。3人といったら音楽でしょ。」と言われます。

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大学の友達からしたらそういう印象なのでしょうね。YouTubeに移行したのはなぜでしょうか?

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ニコニコ動画の再生回数があまり伸びず、実は大学を卒業するタイミングでそれぞれ別の企業に就職しました。その後3人で会社を辞めた際に、もう一度動画投稿をYouTubeとTikTokで始めたのがきっかけです。

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なるほど。その時に語学ネタを他にやっている人はいなかったのですか?

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いたのですが、ものすごく教育寄りでした。エンタメと掛け合わせて語学ネタをやっている人はいませんでしたね。

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エンタメと掛け合わせたのはかけさん達が初めてだったのですね。
動画を作る中で様々な苦労があったと思いますが、ターニングポイントとなった動画はありますか?

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いくつもあったのですが、TikTokでいうと今年の2月頃に「会議中に彼女から連絡が来てしまったときの反応が日本とアメリカで違う」という動画を出しました。ずっと新しいスタイルの動画を模索していたのですが、この動画がすごく伸びたので一つ型ができました。

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今は他にもこの動画と同じような動画を投稿している方がいますが、あれはかなり僕たちが模索して作ったという自負があります。

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フォーマットとしても短く分かりやすくまとまっているので面白いですよね。

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受講生の方からも「あの動画すごく面白い!」「大笑いしました」などのコメントが多数来ています。

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やっぱりそうですよね。かけさんは自分たちの動画はなぜ人気だと思われますか?

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「勉強してほしい」というマインドが個人的にあまりないところだと思います。もちろん結果的に勉強になっていたら嬉しいですし、それはそれでいいことだと思いますが、SNSで勉強したい方は少数派だと思っています。

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やはりどちらかというと楽しみたい人が多いと思いますし、僕自身もそうです。エンタメをベースにできているところが理由かなと考えています。

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たしかにそうですね。語学をネタにしようとすると「教えなきゃ」という意識が出てきてしまいそうですが、そこをエンタメをベースにするというのはそれまでなかったかもしれませんね。

SESSIONYouTubeとTikTokの動画作りの違いとは

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YouTubeとTikTokで企画の立て方に違いはあるのでしょうか?

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まるっきり違います。YouTubeは能動的な側面が強いと思います。サムネイルやタイトルを見たときにいかに選ばれるかが大事です。先ほどお話しした強烈なワードから連想して企画するのはそれが理由です。

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逆にTikTokは受動的な側面が強いので、そういうことをしてもあまり意味がありません。サムネイルやタイトルよりも、テンポや「これから何か起きるのではないか」という雰囲気がずっと出ていることが大切です。これらの点を意識して企画しています。

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なるほど。たしかにYouTubeはタイトルで惹きつけられないと見てもらえないですよね。そういうアイデアや企画を立てるために、かけさんが普段学んでいることややっていることはありますか?

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感覚的には、普段から頭の一部分を稼働させている感じです。全然別のことをしていても「このワードはすごく印象的だな。YouTubeで使えそうだな。」と思えるようにしています。

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なるほど。「今から考えるぞ」と意識していなくても、普段から常にそういう頭になっているということですね。

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そうですね。「今週は何か面白いワードに出会わなかったかな」と思い返して企画することもあります。僕の場合は「ワード」が鍵なので、そこに関して常にアンテナをオンにしている感じです。

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最後にもう一つだけ伺いたいのですが、かけさんにとって「ゼロイチの翼」とは何でしょうか?

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「カーテンを閉めること」です。自分のアカウントでも話したことがあるのですが、僕は「外から見える」というのがすごく嫌です。集中力が切れてしまいます。なので全部カーテンを閉めて、完全に「ここには自分しかいない」という状態にして作業したり考えたりしています。

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完全に自分だけの世界になって集中したいということですね。

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そうですね。何にも遮られたくないという気持ちがあります。

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確かに、少しわかる気がします。

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かけさん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!

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Kevin's English Roomの公式TikTok、著書はこちらです。気になった方はぜひチェックしてみてください。

Kevin's English Room公式TikTok
https://www.tiktok.com/@kevinthepepperoni?

『その英語、本当にあってる? ネイティブならこう答えます』著:Kevin's English Room
https://www.amazon.co.jp/dp/4046051124

2021年10月19日 公開

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2021年09月15日 放送分
アイデア発想術をKevin's English Roomのかけさんから学ぶ

アイデア発想術をKevin's English Roomのかけさんから学ぶ

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