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2021.06.23

Column

東大卒人気YouTuber笹谷先生が教える「アウトプットの3原則」

東大卒人気YouTuber笹谷先生が教える「アウトプットの3原則」

先行きの見えない時代、自ら積極的にインプットに取り組みスキルを身につけることの重要性は誰もが知るところでしょう。

学んだことを血肉にするためにインプットとセットで重要なのがアウトプット。東京大学卒のYouTuber/ITコンサルタント/飲食店経営者の笹谷ゆうや先生は約2万人の登録者数を誇る自身のYouTubeチャンネルにて、論文紹介や研究者、大学院生へのインタビューを通して、視聴者に知見を広めています。

この記事では、笹谷先生を講師として招き、アウトプットの原則について教わったSchooの授業を文章でお届けします!

目次

  • アウトプットなきインプットは「○○」と同じ
  • アウトプットの3原則とは?
  • アウトプットを血肉にするための「外に『出す』」ポイント

 

 

アウトプットなきインプットは「○○」と同じ

 

 

最初に先生から「今週、自発的に行ったインプットの種類を教えてください」という問いかけがリアルタイム受講生に向けてなされました。

 

タイムラインには以下のようにさまざまな回答が並びます。

 

・YouTube
・Schoo
・オンラインセミナー

 

つづいて「今週、自発的に行った『アウトプット』の種類を教えてください」と笹谷先生。

 

・note
・YouTube
・メルマガ
・親しい人に話した

 

Schooのタイムライン上では上記のような回答が寄せられましたが、先生はインプットに比べて回答数が少なくなるのではないかと予想していたと話します。

 

その理由はシンプルにアウトプットは「しんどい」から。先生自身、現在でもアウトプット不足を感じているといい、「特にSchooの授業を受講するようなインプットに積極的に取り組む人にとって、アウトプットとインプットのバランス問題は避けては通れない」と語ります。

 

それではどうすればアウトプット不足を乗り越え、知識を「字面→血肉」へと変換できるのでしょうか?

 

 

 

「アウトプットなきインプットは『古代ローマの貴族の食事のやり方』と同じ」だと先生は話します。彼らは食べたものを、喉をついて吐き戻すということを一日中繰り返して生活していたという話があります。知識をアウトプットしないということは、いったん飲み込んだ知識を消化吸収しないで吐き戻してしまっているのと変わらないのかもしれません。

 

アウトプットの重要性はわかっているけれどできないという人は多いでしょう。勉強法の指南書を読んでも実践できていないという方もいるはずです。

 

先生がそういった方にまず指南したいのが「アウトプットのハードルを下げる」ということ。「まず、ゼロからイチにアウトプットの回数を増やすためにどの方法が自分に適しているのかを早めに探っておいた方がいい」と先生は話します。

 


アウトプットの3原則とは?

「飽き性・続かない」「計画を立てても守れない」「ずぼら」といった特徴を自認する笹谷先生が約3年間のアウトプットを経てわかった原則は、以下の3つです。

 

・最速で「出す」
・外に「出す」
・繰り返し「出す」

 

まずは「学んだ瞬間に出してください」と先生。「まずは1週間かけて内容をまとめてから……」などと時間を置けば置くほどアウトプットをやる気がなくなります。学んだ直後から小さいものでもいいので形にするということを肝に銘じておきましょう。その時点でもし出せるほどの内容が考えられないという場合は、インプットが不十分だと考えられます。知識を出す過程で欠けた部分に気づいたら、その時点で都度インプットしていきます。

 

そうしてインプットとアウトプットを繰り返すことで、知識が定着していくのです。

 

先生自身は以下の図の通り、「ある論文を読む」というインプットを行ったらその内容を整理することに一日を費やします。そして翌日に原稿を書いて、YouTube動画の撮影・アップロードを終わらせるということです。

 

 

 

「これは、2日以上経つと飽きちゃうんです」と先生。

 

飽き性の人ほどまず、自分ではやや形が整っていないように思えるとしても、アウトプットすることを意識しましょう。なお、先生による「アウトプットの定義」は以下の通りです。

 

・自分の言葉が多少なりとも入っている
・後で見返してもわかる
・複数のソースを参照している

 

例えば電子書籍の重要だと思った部分にハイライトをつけたとして、それだけではアウトプットとはいえません。ただ書き写すだけではなく、どんな小さな規模にせよ自分の言葉に変換することで初めてアウトプットの効果が生まれるのです。

 

またできれば複数のソースを参照することで知識が体系立てられていくということです。

 

ここで「急ぐと質が落ちませんか?」というコメントが。先生は「アウトプットの量を積み重ねることで質も良くなっていく」と回答します。「そうはいっても自分の理想のアウトプットを実現するには短い時間では足りない」という場合もありますが、そういった問題に取り組むべきなのはある程度の量が確保できるようになってからということです。

 

また、「一度アウトプットしたものを修正したりしますか?」という質問も。「全然します」と先生は首肯します。どちらかといえば“付け加える”というイメージで自分だけのデータベースをどんどん更新していきましょう。ちなみに、質問するということもアウトプットに該当するということです。

 


アウトプットを血肉にするための「外に『出す』」ポイント

2つ目の原則「外に『出す』」のポイントとして箇条書きされたのが、以下の3ポイントです。

 

・検索可
・エクスポート可
・公開可

 

「結局アウトプットを見返したいんです」と笹谷先生。一定の時間ごとに見返すことで知識が自分の中で体系立ててストックされていくからです。そのため、先生は検索可能なデジタルでアウトプットすることを推奨します。どうしても手書き派という方は自分で索引(インデックス)をつけましょう。

 

また、万が一アウトプット先のサービスが終了したときに備えて、データをエクスポートできるということも重要です。せっかく作成した自分のデータベースがサービス終了とともに失われてしまっては目も当てられません。

 

 

 

そして、できればアウトプットを公開して自分の人の目を意識することでアウトプットの質も自然と高まることが期待されます。また、運が良ければコメントなどなんらかのフィードバックがもらえる可能性もあります。ただし、「フィードバックありきでアウトプットをするのはいばらの道なのでおすすめしません」ということです。ハードルを下げて、続けることを目標にアウトプットに勤しみましょう。

 

以上、先生のアウトプットの3原則のうち2番目までをご紹介しました。最後のひとつ「繰り返し『出す』」についても、授業では先生直々に解説されています。本授業の内容を完全に「インプット」したいという方はぜひ実際に授業動画をご覧になってみてください。

 

そして、その内容を最速でアウトプットして自分の血肉としていきましょう!

 

文=宮田文机

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
『インプットが無駄にならない「知識体系化力」の鍛え方 知識を体系化するアウトプット術』

 

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