目次
- モチベーションが上がる自己啓発本5選
- モチベーションの上げ方について学べる本5選
2021.08.30
日々の仕事やスポーツ、勉強などにおいて、持続的に高いパフォーマンスを出すためにはモチベーション維持が必要不可欠です。既にモチベーションが低下していたり、モチベーションが下がった時の事前の対処するため、本などに頼る方もいらっしゃるかと思います。
ですが、本を参考にしたくても、どの本を購入すればいいのか迷ってしまうことも少なくないでしょう。この記事では、モチベーションが下がった時の対処法を学びたい人向けに「モチベーションが上がる自己啓発本」と既にモチベーションが低下している人に向けた「モチベーションを上げる方法についての本」という2軸でおすすめの本を紹介していきます。
やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学
本書は、モチベーション理論の第一人者であるコロンビア大学のハルバーソン,ハイディ・グラント氏が心に火をつける方法について解説していきます。モチベーション上げるめため重要な3つの変数である「マインドセット」「フォーカス」「自信」の3要素を用いて、「中二病(Teenager)」「うざいやつ(Showoff)」「臆病者(Neurotic)」「退屈な人(Stick in the mud)」「やる気の空回り(Eager Beaver)」「まじめな見習い(Alert Apprentice)」「新星(Star Who’s (almost)Born)」「熟練の匠(The Expert in the Making)」という8つのタイプ別のやる気の引き出し方について、紹介しています。メンタリストのDaiGo氏も推薦しており、自分自身だけではなく、チームメンバーや部下などのやる気を引き出したい方まで、様々な方におすすめの本です。
<こんな人におすすめ>
・自分のやる気を高めたい方
・メンバーのやる気を引き出したい管理職の方
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
本書は「生まれた頃から何もかもが揃っており、お金のために頑張れない若者」に向けて、変化のスピードが早い現代社会におけるモチベーションの維持の方法などを、具体例を用いて紹介しています。個の時代と呼ばれる現代において、いかに人と異なることに取り組めるかを紹介しています。
著者はマッキンゼー・アンド・カンパニーでNTTドコモの「iモード」立ち上げを支援し、リクルート、Google、楽天など有名企業での職歴がある尾原和啓氏です。落合陽一さんやYouTuberのHIKAKINさんなどもおすすめする一冊です。
<こんな人におすすめ>
・時代を読み解く力を身につけたい方
・変化に対応出来る柔軟な発想をしたい方
・新しい働き方に興味や関心のある方
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
近年では、目先の報奨プランや成果主義に基づく給与体系など、成果がモチベーションコントロールの手段と活用されてしまっています。この仕組みには一定の効果はありますが、お金や物といった報酬だけでやる気を引き出そうとすることには、限界やリスクも存在します。本書では、活気ある社会や組織をつくるための新しい「やる気!」の基本形を「モチベーション3.0」と定義づけ、モチベーション高く働くための“内発的動機づけ”の重要性とその方法論について紹介しています。
<こんな人におすすめ>
・仕事や勉強など、やらなければいけないけどやる気を見出せない方
・メンバーのやる気を引き出したい管理職の方
マインドセット:「やればできる! 」の研究
一度の失敗で「もうダメだ」と落ちこむ人と何が失敗の原因かを考える人、 問題が難しいとやりたがらない子と難しい問題ほど目を輝かせる子など、一つの事象でも異なる反応を見せる場合があります。本書では、スタンフォード大学が実施した20年以上におよぶ「成功心理学」の調査結果から成功者の「固定観念やバイアスのない、ニュートラルな視点を持つマインドセット」について紹介しています。
<こんな人におすすめ>
・仕事やスポーツなどで失敗し、モチベーションが低下している方
・成功者のマインドセットを吸収したい方
図解 モチベーション大百科
スタンフォード大、ハーバード大、コロンビア大、プリンストン大、ペンシルバニア大など数々の一流研究機関でおこなわれた100通りの心理・行動実験をもとに、そもそもモチベーションの正体は一体なにかを、ビジネスマンにも応用できるよう図解でわかりやすく解説しています。
様々な実験をもとに導き出されたモチベーションを上げる対処法なので、論理的に紹介しています。また、図解で紹介しているので読み物が苦手な方でも読みやすく、自分自身にとって必要そうな部分のみを百科事典形式で参照しながら読み進めていくこともおすすめです。
<こんな人におすすめ>
・モチベーションのあげ方について論理的に学びたい
・読み物が苦手な方
Schooでは仕事に対するモチベーションで悩んでいる方向けに、思考術や自己啓発など、実際の業務で活きるスキルなどのオンライン学習コンテンツを用意しています。
また、Schooなら、質問や意見などがタイムラインに表示されるため、リアルタイムで他の生徒や講師とコミュニケーションを取ることができ、一定緊張感を持って進める事ができます。プレミアムプランの場合、月額980円でモチベーションを上げるための授業に限らず、コミュニケーションスキルなど、6,000本以上の授業が見放題です。ぜひ、検討してみてください。
本記事では、モチベーションを上げるためにおすすめの本について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
モチベーションは抽象度が高く自分自身の解釈でモチベーションをあげていくには、一朝一夕では難しいでしょう。本記事で紹介した書籍を参考に、日々のモチベーションアップに繋げていくのが良いでしょう。
実践的な知識を身につけるために、eラーニングなどを活用しながら、継続的に学んでいく事が必要不可欠です。本記事で紹介した内容を実施していきながら、モチベーションアップに取り組んでいきましょう。
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チーズはどこへ消えた?(Who Moved My Cheese?)
心理学者のスペンサー・ジョンソン氏が「勇気を持ちチャレンジした方」に向けて書いた本で、全世界で2400万部売れている大ベストセラーです。日本では、MLBで活躍する大谷翔平選手が愛読書としてインタビューで答えたのきっかけに2016年に再ブームが起きた本でも知られています。2人の小人と2匹のネズミが迷路にあるチーズを探す小説形式の書籍となっています。「自分を変えるにはどうしたらいいか?」をテーマにした本で、本書を読むことで”挑戦”や”変化”を後押ししてもらえます。
<こんな人におすすめ>
・何か新しいチャレンジをしたい方
・自分自身の習慣を変えたい方
嫌われる勇気
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示してくれるアドラー心理学。本書では「どうすれば人は幸せに生きることができるか?」という問いに対して、アドラー心理学のエッセンスをもとに答えが散りばめられています。哲学者と対人関係に苦悩する青年の対話形式でアドラーの思想を解き明かしていきます。
<こんな人におすすめ>
・他者から嫌われることを怖れている方
・評価や周りの目を気にして、自分らしく生きられていない方
多動力
ホリエモンこと堀江貴文さんが書いたビジネス書です。多動力とは「多く動く力」のことで、「真面目にコツコツ」という時代が終焉を迎え、インターネットの普及により、ありとあらゆるものが繋がった時代において、一つに特化するのではなく、好きなものに次から次へとハシゴする「多動力」が重要であると紹介されています。
宇宙ロケットやスマホアプリのプロデュースなど、様々な事業に携わる堀江氏だからこそ、説得力がある部分があります。
<こんな人におすすめ>
・今の生き方に疑問がある方
・今の仕事にやりがいを感じられていない方
夢をかなえるゾウ
「日本一読まれている自己啓発小説」として有名な書籍です。著者の水野敬也さん
ダメな主人公のもとに突然現れたゾウの神様”ガネーシャ”。関西弁を喋り、歴史的偉人は自分が育てたと語るガネーシャが「今の自分を変えたい主人公」に人生の秘訣を教えるという内容です。過去の偉人の具体例から導き出される「成功習慣」について物語形式で紹介されています。また、全4部作あり、それぞれ「自分を変えたい」「お金とうまく付き合いたい」「仕事が好きになれない」「幸せになりたい」というテーマで構成されています。
小説形式なので、自己啓発本と聞くと少しハードルが高いと感じる方にもおすすめです。
<こんな人におすすめ>
・自己啓発本に抵抗がある方
・成功習慣について学びたい方
志高く
本書は日本を代表する企業であるソフトバンクを立ち上げた孫正義氏の人生を描いた内容です。原点となった少年時代から、ソフトバンクの創業、携帯電話事業など、四半世紀にわたって孫正義の成功を中心に、その過程であった失敗や挫折、苦労なども細かく紹介されています。本書では、情報革命を牽引し、世界的なリーダーとなった孫正義の発想力や仕事に関するエネルギーを理解することができ、モチベーションをアップすることができます。
<こんな人におすすめ>
・仕事に対してモチベーションが低下している方
・壁にぶつかってしまっている方