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2021.08.11

Column

仕事のモチベーションUPに欠かせない、漢方学流「気の回復方法」

仕事のモチベーションUPに欠かせない、漢方学流「気の回復方法」

モチベーションが上がらない、気力がない。そんな悩みを抱えている人は、体内の「気」が足りなかったり、停滞していたりするのかもしれません。目には見えないけれど体に大きな影響を及ぼす「気」。不足や停滞を改善するためには、どうしたら良いのでしょうか。

Schooの授業『何事にも気力、モチベーションを上げたい人のための漢方学』は、こころと漢方の専門家であり、薬剤師の杉山卓也(すぎやま・たくや)先生を招き、漢方学の視座から「気」の不足や停滞について学びます。本記事では、授業内容の一部である「気滞」と「気虚」について解説します。

目次

  • 「気」は人を構成する三大要素の一つ
  • 気滞と気虚、それぞれの原因と対策法
  • モチベーションにこだわらず、心身の変化を受け入れよう

 

 

「気」は人を構成する三大要素の一つ

まず、モチベーションが上がらない、気力がないという悩みを解決するために着目したいのは、「気」です。「気」とは体内を流れるエネルギーの一種で、消化や排泄、血液の循環や体温調節などの働きを担うものです。私たちの目には見えませんが、中医学では実態のあるものとして「気」が定義されています。

 

 

 

この「気」が正常に働かないと、私たちの体と心は正常に動かず、モチベーションの低下がもたらされます。「気」は飲食と呼吸から生み出されるので、適切な食生活や深呼吸といった動作は「気」の回復に役立ちます。

 


気滞と気虚、それぞれの原因と対策法

気の異常は大きく分けてふたつあります。ひとつは気が滞る「気滞」、もうひとつは気が不足する「気虚」です。こうした気の異常は、多くの場合、精神的ストレスがもたらす気の滞りが原因ですから、日常のストレスを軽減するよう努めることが対策の基本になります。

 

 

 

「気滞」の場合、のどやお腹のつかえ、イライラなどの症状が出やすいです。また自律神経の失調からうつ症状、過食症などを引き起こすこともあります。気を巡らせるためには、主原因となるストレスを解消することに努め、深呼吸を心がけると良いです。また、ラベンダーの香りやゆず、オレンジなどの柑橘類を生活に取り入れましょう。

 

 

 

一方「気虚」の場合、免疫力や体力が落ち、疲れやすくなります。胃腸が弱り、栄養不足によるめまいなどの症状が出るのも特徴です。元気が出ないため、無気力になってしまうことも多いです。気を補うためには、無理せず、適切な睡眠を取ることから始めましょう。また、山芋やかぼちゃ、キャベツなど胃腸の働きを高める食材を温めて摂ると効果的です。

 


モチベーションにこだわらず、心身の変化を受け入れよう

こうした対策をふまえたうえで、そもそもモチベーションが下がることは自然なことだ、とタクヤ先生は補足しています。常にモチベーションを保とうと努力するのではなく、気力やモチベーションが上下することを受け入れ、心身の不調に寄り添いながら生活を維持していくことを心がけましょう。

 

授業内では、このほか「気滞」や「気虚」に効果がある代表的な漢方薬や、メンタルケアの具体的な方法などについて解説しています。モチベーションをうまくコントロールできないことに悩んでいる方、心の不調を感じる方は、ぜひ授業動画をチェックしてみてください。

 

文=宿木雪樹

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
『何事にも気力、モチベーションを上げたい人のための漢方学』

 

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