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2021.09.18

Column

繊細で敏感――HSPの人が人間関係や仕事を円滑に進めるポイント

繊細で敏感――HSPの人が人間関係や仕事を円滑に進めるポイント

深く傷つきやすい、光や音などの環境ストレスに敏感……。そんな性質をもつ方は、もしかしたらHSPかもしれません。HSPの人は日常生活でストレスを受けやすいため、居心地よく過ごすためには、いくつかの心がけが必要です。

Schooの授業『HSPそんな私が居心地よく過ごす方法』では、一般社団法人あがり症克服協会理事の宮松大輔(みやまつ・だいすけ)先生を招き、繊細さや敏感さと上手に付き合う方法を学びます。本記事では、HSPの定義と、居心地よく過ごすためのポイントについて紹介します。

目次

  • HSPとは?5人に1人が抱える繊細な性質
  • HSPの人が居心地良く過ごすために気をつけるポイント
  • HSPの性質が活かせる環境で活躍しよう

 

 

HSPとは?5人に1人が抱える繊細な性質

 

 

まずHSPについて学びましょう。HSPとは、Highly Sensitive Personの頭文字を取った言葉です。感覚が極めて敏感で、感受性が豊かな性質をもった人のことを指します。

 

 

 

HSPの定義は、4つの特性をすべて満たすこととされています。「考え方が複雑で、深く考えてから行動する(Depth of processing)」「刺激に敏感で疲れやすい(Overstimulation)」「感情的反応性と高度な共感性をもつ(Empathy and emotional responsiveness)」「あらゆる感覚がするどい(Sensitivity to subtleties)」。この4つの特性は、頭文字を取って「DOES(ダズ)」と呼ばれています。

 

こうした性質をもつことから、HSPの人は日常生活や人間関係の構築に悩みを抱えることも少なくありません。他の人が気にしないことで深く傷ついてしまったり、刺激を受けることで心が疲れてしまったりするためです。

 

しかし、HSPは病気ではなく生まれもつた性質です。血液型と同じように、意志や治療で変えられるものではありません。したがって、HSPで悩んでいる人は、このHSPという性質を理解して受け入れたうえで、どうすればより良い生活をできるか考えていくことが大切です。

 


HSPの人が居心地良く過ごすために気をつけるポイント

次に、HSPの人が心地よく過ごすために気をつけるポイントを紹介します。

 

 

 

第一に大切なのは、外的な刺激を減らすことや、緩和することです。先ほど紹介したような性質をもつ人は、他の人と同じ刺激を受けても、感情の振れ幅や考えることが多くなります。まず、あらゆる刺激を認識したうえで、できるだけそれらを自分から離す努力をしてみましょう。

 

人間関係の刺激を避ける方法は、周囲の人々との心の距離を保つ意識をもつことです。HSPの人は相手に深く共感する性質があるため、一定の距離を保たないと過剰に同調してしまいます。みんなから好かれたい、仲良くしたいと願うことをやめれば、それだけでずいぶんと気疲れが減るはずです。

 

こうした性質上、HSPの人は他者から理解されたり、好かれたりすることがなかなか難しい側面もあります。マズローの五段階欲求で言えば、承認欲求や社会的欲求を満足させづらいのです。満たしづらいこの欲求に執着してしまうと、生きづらさを強く感じるでしょう。

 

 

 

この葛藤を乗り越えるためには、そのさらに上の自己実現欲求に目を向けることが大切です。自分の可能性を高め、創造的なことをする。こういった目標を見つけると、HSPの人は居心地良く生活することができます。

 


HSPの性質が活かせる環境で活躍しよう

HSPの性質は決して悪いものではありません。人と相対する教師や介護士や、正確性や感受性が活かせるデザイナー、カメラマンなど、適職を選ぶことで活躍することができます。

 

授業内では、HSPの性質とどのように向き合うのかについて、さらに細かなケーススタディを学べます。自分自身にHSPの傾向があると感じている方は、ぜひ授業動画をチェックしてみてください。

 

文=宿木雪樹

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
『HSPそんな私が居心地よく過ごす方法』

 

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