目次
- 成功と幸せは別もの。両者のバランスを取ることが大切
- 3つの「たい」を先に与える習慣を身につけよう!
- 成功や幸せを手に入れる方法を知るだけでは不十分
- いまから、言語習慣を変革しよう!
2023.05.30
仕事でマイナスな出来事が起こったとき、誰でも心がざわざわして弱気になってしまいがちに。皆さんはそんなとき、どうやって心の平静を維持しますか?また不安に負けないためにどうやってメンタルを鍛えていますか?
『習慣が10割-知らないうちにメンタルが強くなっている授業-』シリーズは、有限会社シンプルタスク代表取締役の吉井雅之先生から、社会人にとって必要なメンタル強化やケアの方法を紹介する授業です。
最終回となる第4回では『想いを込めて語ります-感謝に包まれる1時間-』と称して、吉井先生がこれまで授業で紹介してきたことの内容をおさらいしつつ、受講生の皆さんの心に留めておいてほしいことが語られました。
では、成功と幸せをバランスよく手に入れるための行動とは何なのでしょうか。挙げられたのは「褒められたい」「認められたい」「お役に立ちたい」を満たすことと語ります。これら3つの「たい」は誰でも持っている欲望なのだそう。
ただ「これらを満たしてくれる誰かを待っているだけでは満たされない」と先生。まずは自分から他者に3つの「たい」を与えることが必要とのこと。
例えば、仕事上で「褒められたい」と「お役に立ちたい」を誰かに与える場合は「この仕事、君に任せて正解だったよ」や「ありがとう!本当に助かった!」などがベター。何気ない言葉かもしれませんが、「それが人生の成功や幸せの循環をつくっていく」と先生は語ります。
何か自分のためになる物事を得ようとするとき、人は「方法」や「やり方」に目がいってしまいがちです。それでは不十分というのが、この授業の学びポイントの1つでもあります。先生はこのように語ります。
「やり方だけで人生の成功や幸せが手に入ったら、書店に売っている本を読むだけで叶うはず。でも実際はそんなうまくいきません。
やり方を学ぶと同時に、自分がどのようにかみ砕いて吸収するか、あなた自身の根っこにある考え方や在り方が確立していないと、充分に学びを活かせないし、成功や幸せも手に入れにくくなるんです」
あなたにとっての成功と幸せを手に入れるためにも、自分の中身を磨いていくことも忘れないようにしましょう。
全4回の授業で、先生が伝えたかったことの1つ。それは「言語が考えをつくり、人生を支配する」ということでした。
例えば、仕事でうまくいかないことが続いたとき。私たちは「不幸だ……」と言葉に発してしまうことがあります。しかし、こうしたマイナスな言葉は、発した本人の考えをどんどん不幸な方へと導いて心に不安定さをもたらすのだそう。「発した言葉は、発した本人に1番強く働きかける」と、先生は語ります。
もちろん、プラスの言葉を発すれば幸せな方へと導かれていくとのこと。心の安定やメンタルを維持しつつ、人生の成功や幸せを手に入れたいのであれば、自分も周りも明るくなるような優しい言葉を発するように心がけてみましょう。
ここまでの内容は、授業で語られた内容のほんの一部に過ぎません。いま、心にざわざわしたものを抱えている人は、本シリーズの授業を第1回から受講し、言語習慣を変革してみることをおすすめします。
きっとあなたなりの成功と幸せが手に入るヒントがもらえるはずです。
文=トヤカン
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まず先生が触れたのは「成功と幸せ」についてでした。どちらも人の人生を豊かにし、心の安定を保つための要素として必須であり、それぞれの具体的な中身は以下の通りでした。
この中で力強く語られたのが幸せについてです。現代は、世界中で不幸な出来事が多発しています。先生曰く「そんな時期だからこそ心身の健康が大切」とのこと。そして、心身の健康を維持するためにも家族やパートナーをもっと大切にし、もっと自分を好きになる努力をした方がいいと語ります。
またこれら2つは、バランスが取れていることが大切なのだそう。
「私の経験上、いくら資産があっても幸せを感じていない人や、日々幸せに見えても経済的に苦労している人は多い。成功しているだけでは幸せとは言えないし、幸せだからといって成功しているとは限らないんです。」