目次
- ①「シューティングゲーム仕事術」で難易度の高い仕事もこなす!
- ②「一面クリア仕事術」で“仕事の後回し”を防ぐ!
- ③「スーパーマリオ迷路脱出術」で作業興奮を手に入れる!
2021.06.16
モチベーションが上がらずに成果もなかなか出ない時、失敗したくないと自分にプレッシャーを掛けている時、みなさんはどのように仕事と向き合いますか?
Schooの授業『仕事はゲームにすると上手くいく』では、激務な仕事をゲームに変えながら楽しく仕事をすすめるコツを伝授。
講師を務める石川和男先生は、平日は建設会社総務経理担当部長として勤務し、その他の時間を「大学講師」「時間管理コンサルタント」「セミナー講師」「税理士」と5つの仕事をこなす“時間管理の専門家”です。
本記事では、石川先生が提唱する仕事術の中から、いくつかピックアップしながら深掘りして紹介します。
ゲームは一面ずつクリアしていきますが、仕事は打ち合わせ、メール返信、ToDoリスト処理、資料作成……と、いろいろな“面”を同時に行っています。無意識で仕事をこなしていると、「上司に伝えるのが面倒だから後でやろう」「たくさん考えなければいけないから先にこっちをやろう」と、すべて難しい仕事ばかりが残ってしまい、後になればなるほど自分の首を絞めることに。
一面クリア仕事術は、仕事をゲームステージと捉えて、メール返信をするなら全て“クリア”するまで、他の仕事をしないという方法です。ステージを全てクリアすれば、簡単な仕事も難しい仕事もすべてやり終えられます。
「全体で見ると簡単な仕事がから取り掛かってしまうから、それだけで仕事をした気になってしまう。難しい仕事を残してしまっているだけ。だから、メールならメール、書類処理なら書類処理と決めてやりきってしまうこと」と、石川先生は助言します。
誰もが一度はプレイしたことのあるスーパーマリオ。このゲームに迷路のステージがあるのを覚えている人もいるのでは。時間内に迷路を脱出しなければいけませんが、敵やトラップが現れて、なかなかクリアできません。
クリアするためには、頭でシミュレーションするだけではダメで、どの道にどんな敵がいて、どんなトラップがあるか、試し試し進む必要があります。
「スーパーマリオ迷路脱出術」は、まさにこの方法を用いた仕事術。「難しいから大変そうだな」と身構えて頭の中でイメージするのではなく、まず着手することによって、クリアまでの道のりが見えてくるはずです。
作業をやり始めると達成したくなる「作業興奮」という心理的なメカニズムがあります。そのためには、頭の中で考えるのではなく、手を付け始めてしまうことが第一。イメージだけでは難しそうな仕事も実は意外と簡単だった……と思えるかもしれませんよ。
さらに授業では、石川先生がユニークな仕事術を伝授していきます。
紅茶仕事術」「二子玉川仕事術」「お前は腐ったミカンじゃない仕事術」など、一回聞いただけではイメージがつかないものばかり。どんな仕事術か、実際の授業で確認してみてくださいね。
面倒な仕事、やる気が起きない仕事も、ゲームのようにステージをこなしていくイメージで働けば、予定よりサクサク終わるはずですよ!
文=田中ラン
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難易度の高い仕事、難しい仕事を完遂したいときに有効な仕事術です
ひとつの仕事を達成するまでにやらなければいけないことを細分化してノートに書きだします。すると、一つひとつの仕事が単純な業務であると視覚化されるので、ひとつずつの仕事が実は簡単だと気づき、取り組むハードルが低くなります。
あとは、シューティングゲームのようにやっつけて、終わったタスクに〇をつけていくだけ。ポイントは、ノートに書きだすこと。「頭の中で細分化しようとしてもなかなかできないため、視覚化することが重要」と石川先生は言います。
難易度の高さから躊躇してついつい後回しにしがち……という方は、シューティングゲームでポイントを稼ぐように、一歩ずつハードルを越えていきましょう!