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2023.05.19

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「すぐやる」が苦手な人、必見! 行動に「初速」をつける3つの方法

「すぐやる」が苦手な人、必見! 行動に「初速」をつける3つの方法

仕事において、一にも二にも「行動力・実践力」が大事なのは、経験を積んだビジネスパーソンほど理解できるはず。そうは頭で分かっていても、いつもギリギリで行動する癖が抜けない……と感じている人はいませんか?

Schooの連載授業『「すぐやる人」になるコツ-意思が弱くても行動できる-』では、目標実現の専門家であるメンタルコーチの大平信孝先生が、「すぐやる」スイッチを取り戻す方法を伝授。やる気や根性に頼ることなく、無理せずサクサク動ける習慣づけを目指します。

今回は、第1回目の授業『行動に「初速」をつける方法』のダイジェストをお届け。初速をつける方法の3つのコツについて、紹介していきます。

目次

  • 行動に「初速」をつけるコツ①「仮決め」「仮行動」
  • 行動に「初速」をつけるコツ②「前日」にちょっとだけ着手しておく
  • 行動に「初速」をつけるコツ③習慣化できていることにくっつける

 

 

行動に「初速」をつけるコツ①「仮決め」「仮行動」

 

行動になかなか移せない人の特徴のひとつに、「完璧主義で考えすぎてしまう」ということが挙げられます。準備をする方に比重がいきがちな人は、仮決め、仮行動がおすすめ。

 

たとえば、筋トレをするにしても、ウェアや道具、どんなメニューにするか考えるよりも、まずは自宅で腕立て伏せやスクワットを始めるなど、「今あるものでまずはやってみよう」の気持ちで、仮決めして始めることが大切。

 

また、スクワットを1日10回やる等、回数の仮決めも重要です。たとえ10回できなくて3回だったとしても、どう工夫すれば毎日運動が続けられるか、軌道修正がしやすいため。仮決めと仮行動が、準備万端で始めるよりも、目標達成への近道といえますね。

 

 


行動に「初速」をつけるコツ②「前日」にちょっとだけ着手しておく

続けたいことを前日に準備しておくなど、ちょっとだけ着手をしておくことが、2つめのコツです。

 

あくまでも“ちょっとだけ”がポイントで、ジョギングを続けたいなら前日のうちにウェアを用意しておくとか、英語の勉強なら前日にテーブルの上に本を置いてパラパラとページをめくっておくなど、その程度で問題ありません。

 

ゼロから始めると腰が重くなりがちですが、前日からちょっとでも着手しておけば、心理的にも着手のハードルが下がります。

 


行動に「初速」をつけるコツ③習慣化できていることにくっつける

3つめのコツは、今すでに習慣化していることに、新しく習慣化したいことをくっつけて一緒にやってしまおうというもの。

 

 

「すでに習慣化しているもの」と言っても、大それたことでなくてもかまいません。通勤時間に読書する、歯磨き前にストレッチをする、などでOK。

 

時間ができたらやろう、と思うと、時間ができないからやれない、となりがち。今習慣化していることの流れながら時間が確保しやすいです。

 

 

授業では、『あなたが続けたいことはどんなことに「くっつけ」たらスムーズにできそうですか?』と大平先生が受講生の皆さんに質問。「ウォーキングの途中に瞑想(マインドフルネス)をくっつける」「朝のランニングの時にゴミ出しを一緒にする」「お昼休みに資格取得の本を1ページでも読む」など、さまざまなアイデアが溢れました。ほかのアイデアは、授業からご確認ください。

 

今までに紹介した3つのコツに、「この方法がいい」という正解はありません。あるとするならば、皆さんの日常で取り入れやすい方法にすること。最高の条件やタイミングを待っていても、簡単に訪れるものではありません。今、この瞬間から、やりたいと思ったことを始めるのが一番ですよ!

 

Schooの連載授業『「すぐやる人」になるコツ-意思が弱くても行動できる-』は、今後も生放送を控えています。大平先生のコツを聞きながら、先ほどのような実践のヒントになる質問がたくさん。授業を受けながら、いつの間にか「すぐやる人」になれるかも!

 

文=田中ラン

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
『行動に「初速」をつける方法』

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