目次
- リーダーのためのファシリテーションスキル -ファシリテーションとチーム脳-
- ファシリテーション【課題設定編】
- ワークショップデザイン -創造性を高める場のつくり方-
2020.02.01
チームで何かを成し遂げようとするとき、より良い成果のためには「ファシリテーション」が必要だと考えることはありませんか?
そもそもファシリテーションとは何なのか、具体的にどんな考え方を取り入れるべきなのかを学べる授業を紹介します。
これらの授業を通じ、目的や状況に応じて使い分けられるファシリテーション術を学べば、発言やアクションを意識して変えることができるでしょう。
本授業は、ビジネスファシリテーション・サービス代表の新岡優子先生がファシリテーションの基本的な定義から、実践へと結びつく考え方を解説していきます。
授業形式で教えるだけでなく、実際の会議をシミュレーションすることでファシリテーションへの理解を深める時間もあるため、どのように自分が発言すべきかを場面に沿って想像できる内容です。
全5回の授業で、ファシリテーションの種類と使い分けから、トラブルシューティングまで学ぶことができます。会社のチームとのコミュニケーションに悩んでいる方はぜひ全授業をチェックしてみてください。
東京大学大学院情報学環特任助教・(株)ミミクリデザイン代表の安斎勇樹先生を講師にお招きし、ファシリテーターが行なう仕事について具体的に考える本授業。ファシリテーターの定義を「課題解決の伴走者」とし、これまで携わったプロジェクトをどのようにファシリテートしたかを解説します。
また、そこから現代社会に共通する課題の特徴を見出し、ファシリテーターがどのようにその課題解決に作用するべきかを考察します。
具体例から抽象化しつつロジカルに展開する授業は、まさに誰もが納得する内容と言えるでしょう。ファシリテーションについて理解を深めたい方におすすめの授業です。
ワークショップの重要性は近年特に注目され、教育現場やビジネスシーンにおいて取り入れられるようになりました。しかし、ワークショップの効果が最大限に発揮できる方法論については、あまり普及していません。
本授業は東京大学大学院情報学環特任助教・(株)ミミクリデザイン代表の安斎勇樹先生が、ワークショップをテーマに創造性につながる時間をどのようにデザインするかを解説します。
適切な問いから参加者のアイデアを引き出すワークショップの方法論や実践の様子からは、多くの課題解決につながるヒントを発見できるでしょう。特に、ワークショップについて分析する後半の内容は、実践に応用できる興味深いポイントです。
チームで何かを作り上げようとするとき、それがひとつの形にまとまるまでのプロセスで必要不可欠になるのがファシリテーターの存在です。ただ一方的に方針を押し付けるのではなく、創造性や主体的な意見を引き出しつつ、遊びを取り入れていく力が、ファシリテーションを成功させます。
今具体的なノウハウがわかりづらいスキルですが、分解して考えていけば、そのために必要な考え方は見えてきます。今回紹介した授業で、ファシリテーションの面白さと必要性を体感していただければ幸いです。
文=宿木雪樹
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