目次
- 自己啓発でありがちな「明確な目標設定」ってどういうこと?
- 良い選択をして目標を叶えるためには「自分に勝つ」
2023.05.25
リモートワークや外出を控える日々により、メンタルのバランスを崩しがちな方も多いのでは。誰かと気軽に接することが難しい今、自分自身でメンタルケアをする必要があります。
誰かに励ましてもらいたい、夢や目標を叶えるために背中を押してほしい……。そんな悩めるビジネスパーソンから熱烈に支持されるSchooの授業がこちら!
習慣形成のプロ、なにわのメンター「ナニメン」こと吉井雅之先生が講師を務める連載授業『習慣が10割-知らないうちにメンタルが強くなっている授業-』。仕事によるメンタル疲れを解消し、モチベーションが上がるフレーズをたくさんもらえる1時間です。
本記事では、第1回『メンタルの生活習慣病に気づこう』の一部を深く掘り下げてご紹介。習慣形成のプロである吉井先生が、「明確な目標設定」とはどういうことか、何をすれば目標に近づけるのかを解説していきます。
「人生はすべて自身の選択でできている」と吉井先生も言うように、目標を叶える時にも選択が迫られます。そこで大切なことは?
「自分に勝つ、ということです。『あの時は上司がこう言ったから(うまくいかなかった)』と嘆いても、最終的に上司の話を聞いて、ハイと言ったのは自分です。愚痴や不満を言うくらい嫌な会社なら辞めればいいし、簡単に辞められないなら上司とうまくいく方法を選択する。どちらもできないという選択をしている以上は、何も人生変わりません」
楽しくない、張り合いがない、目標まで届きそうにない。そういう環境をどうするかを決めるのは、自分自身です。「自分の人生に責任を持つのは自分。あなたがそこにいるのはあなたの選択だから自信をもって!」と、吉井先生は受講生を力強く励まします。
環境を変えたり目標を叶えたりするのは、すべて自分の選択でいかようにもなります。明確な目標設定をしたら、“自分に勝つ選択”ができる癖をつけるのが大切といえます。
「今日の選択を認めれば、明日も選択できるでしょう?」吉井先生がこう言うように、たとえ選択ミスをしても、誰かのせいにしたり、目を背けたりしなければ、明日からもきっと目標に近づく選択ができるはず!
授業では、受講生から寄せられた多くのコメントに、吉井先生が解答。
「自分で決めたことを自分で責めてしまっている人が、心が折れていることが見受けられる」というコメントに、吉井先生はどう答えるでしょう?「過去のことは悔やむべき対象ではない!」と力説。吉井先生流の「過去との向き合い方」を知りたい方は、授業をご覧ください。
習慣形成のプロ・吉井雅之先生が講師の連載授業『習慣が10割-知らないうちにメンタルが強くなっている授業-』は、毎月1日に生放送を実施。その時期に受講生の皆さんに伝えたいテーマで、お話いただきます。
最近すっきりしない、仕事がいまいちはかどらない。メンタルが低空飛行しているなら、月1のこの授業を習慣化して、やる気に満ちた毎日を送ってみませんか?
文=田中ラン
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自己啓発本やセミナーで、夢を叶えるために「明確な目標設定が大切」と言われます。とはいっても、どれほど“明確”であればいいのでしょうか?吉井先生はこう助言します。
「『〇〇になりたい』と言うのが目標設定ではない。ものすごく細かく言うと、何年何月何日にどんな状態でこうなっていると、『理想の自分のイメージ』をあらかじめ決めておくこと」
吉井先生がこう言うと、「夢や目標に日付を決めても、そうはならないじゃないですか」と返されることもあるそう。それに対し、「決めたからと言って、100%できるとは言いません。でも、決めなければ、そうはなりません」と、優しく諭します。
過去にうまくいった時、いかなかった時、誰しもさまざま選択をして今の自分があります。しかし、「それは偶然ではない」と、吉井先生。皆さんが潜在意識の領域で創り出した、選択の結果です。
受験、文化祭、ビジネスのプロジェクトなど、大切な選択をするときは、意識下で「絶対にやる!」と決めていたのではないでしょうか?リミットやスケジュールが決まっているからこそ、熱く燃えるもの。ぼんやりとやりたいことを思い浮かべるのではなく、正しい選択ができるよう「明確な目標設定」をしていきましょう。