目次
- 問題解決のためのデータ分析
- 提案成功率を上げるデータ分析と活用
- Googleスプレッドシート -Google Apps Scriptでの自動化TIPS-
2020.01.30
あらゆる企業において、売上や顧客に関するデータ分析は必要不可欠と言えるでしょう。
一方、データを見ていても何をすれば良いかわからないという悩みを抱く方は珍しくありません。
今回紹介する授業は、いずれもデータをどのように役立てるかがわかる授業です。
分析手法、数字の考え方、Excelの利用方法などを通じ、課題解決に直結するデータ分析の興味深さと強みを学びましょう。
本授業は、株式会社クロスメディア・コンサルティング代表取締役社長であり、『問題解決のためのデータ分析』の著者である齋藤健太先生を講師として招き、データ分析の考え方から実践方法までを学ぶシリーズ授業です。
問題解決のための手段としてデータ分析を捉え、収益改善や顧客分析といった具体的なケースに落とし込んでいきます。先生がどのようにデータを生かしているかExcel画面を参考にしながら解説するので、数字の見方が手に取るようにわかります。
特に、相関係数の使い方やRFM分析の方法など、知識だけあっても活用が難しい手法についての解説は、データ分析に関わるビジネスパーソン必見の内容です。
データから何に気付き、どのような改善策を生んでいくか。データを眺めていても、その過程でつまずいてしまう人は多いのではないでしょうか。
本授業では、データコンサルティングの小川卓先生がデータの見方に焦点をあて、課題の解決法を解説。具体的なウェブサイトの訪問数やコンバージョンを見ながら、どのポイントに注目すべきかを紐解いていきます。
季節や地域、クライアントの状況など、観点を変えながらデータを分析するため、さまざまな業界で応用できる観察眼を学べるでしょう。データを先に見てから何の商品に関するデータか考えるクイズの時間は、データを正確に見る実践にもつながります。
本授業では、RPA調査員・上羽先生が講師を務め、Google Apps Script(以下GAS)を用いた自動化のライブコーディングを行います。目標は「わかった気がする」「触ってみたい」という気持ちのきっかけを作ることです。コーディング中の画面を追いつつ初心者の方でもわかりやすいよう解説を加え、実践そのものを授業として見せます。
授業1回目ではGoogleフォームからSlackへ回答を自動通知する方法、2回目ではスプレッドシートを用いてチャットボットを作る方法を解説します。ライブ中に起こったバグに対するデバッグなども授業内に含まれるため、実践時間を体感できる貴重な授業と言えるでしょう。
GASを使うと、シートやセルの内容を簡単なプログラミングで操作できるようになります。膨大なデータを分析する際、業務の効率化を図るためにも、ぜひ学んでおきたい授業です。
データ分析を結果につなげるためにもっとも役立つのは、明確なゴール設定と、それに対して必要なデータが何であるかを見極める考え方です。適切なデータが何であるかわかれば、それは状況を改善するための武器になるでしょう。
膨大なデータを見ることに苦手意識を持つ方も多いかもしれませんが、今回紹介した授業をきっかけに、課題解決につながるデータ分析にチャレンジしてみてください。
文=宿木雪樹
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