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2020.06.22

column

社会のデジタル化が進むなか、最近よく聞く“DX”ってどんな意味?例えばどんな事例があるの?

社会のデジタル化が進むなか、最近よく聞く“DX”ってどんな意味?例えばどんな事例があるの?

新型ウイルスの影響により、ビジネスマンを取り巻く環境が著しく変化しています。判子不要の電子契約になったり、請求書をPDFで送付できるようになったりと、急速なデジタル化を感じている人も多いはず。

そこで今回、PENCIL by Schooが取り上げるビジネス最新キーワードは“DX(デジタルトランスフォーメーション)”です。まさに今の時代を表す“DX”とはどんな意味かを1分で解説。関連する動画も併せて、知識を蓄えましょう!


DX(デジタルトランスフォーメーション)とは……

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル化によって起きる社会のソリューションやビジネスモデル全体の変革(=トランスフォーメーション)です。

 

デジタル技術でビジネスが変わるだけではなく、人々の生活や価値観、社会全体の概念も変わるようなことを指します。

 

似ている言葉で「デジタイゼーション」「デジタライゼーション」がありますが、意味は異なります。

 

・デジタイゼーション

アナログなものをデジタルに変換すること

 

・デジタライゼーション

デジタル技術でプロセスやビジネスを変えること

 

デジタイゼーション、デジタライゼーションともに技術が主体ですが、DXは人々の社会や生活が主体と言えます。

 


もう少し深掘りすると?

DXへの理解を深めるなら、「デジタル・ディスラプター」と呼ばれる、既存のビジネスモデルを崩壊して改革する企業を知る必要があります。

 

いくつか代表例を見てみましょう。

 

・Amazon(アマゾン)

言わずとしれたECプラットフォーム。あらゆる買い物を自宅で完結できるようになったほか、関連商品のレコメンドやカスタマーレビューによって、人々の消費行動が変わりました。

 

・Netflix(ネットフリックス)

映画やドラマをオンライン上で見放題のストリーミング配信サービス。Netflixをはじめとするこれらのサービスの浸透により「サブスクリプション」のビジネスモデルも一般化しました。

 

・Uber(ウーバー)

アプリ上でタクシーを呼べる配車サービス。日本では、飲食店とユーザーをつなぐ配達サービス「Uber Eats」がヒット。これにより、人々の食事スタイルや、配達員という職業のあり方が変化しました。

 

これらDXを代表する企業に共通することは、ITの介入が難しいといわれていた業界に参入し、競争基盤を破壊して新たなビジネスモデルを確立したこと。

 

既存の企業は、同じ業界で共に生き乗るために、変革後のモデルにいかに早く順応していくかが鍵となります。

 


「DX」をもっと知りたくなったら!

 

DXについてもっと詳しく知りたい! そんな方におすすめしたい授業が、「あなたの会社がデジタル変革するために必要なこと」です。

 

この授業では、多くの企業のDXを支援してきたKDDI DIGITAL GATEで活躍する2人の先生が、DXについて解説しながら、DXをどのように組織に取り込み、どのように現場に落とし込み、効率化・最適化をはかってきたか紹介します。

 

組織や自身がDXを実践していくためのヒントを授業から学びましょう!

 

授業はこちらから↓

https://schoo.jp/class/6580

 

テキストで引き続き、学びたい方はこちらもどうぞ。

 

フラット化する世界、企業vs国家、RPA...。企業のDX化が進む世界で、既存産業はどう変わっていくのか

 

 

https://pencil.schoo.jp/posts/darj3pq9

 

文=田中ラン

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