今回のテーマは『日経新聞の読み方』です。
日経新聞を読むことに対して難しいとイメージしている方が多いです。この講義を通して「日経新聞楽しい！最高！」と思っていただけるように、読み方を解説したいと思います。

早速ですが質問です。「皆さんは貧乏ですか？」
僕は貧乏でした。新入社員として働いていた頃は、お金・税金・投資の知識がなく、毎月の銀行口座はゼロでした。高い生命保険に入っていたり、ダメな不動産を契約されそうになったり。

深夜残業で疲弊する毎日を過ごしており、「なぜ自分はこの労働をしているのだろう？」と疑問を持つようになりました。とにかく辛かったのですが、この原因は毎月の給料に飼われていたからでした。

なので、お金を増やせば「自分の人生を取り戻せる！」と思い、新入社員の頃から日経新聞を読む習慣をつけました。その結果、投資・政治・経済・税金の知識を得て、貧乏な状態から激変することができました。

だからこそ皆さんにも日経新聞を読んで知識を得て欲しいです。

では日経新聞の特徴についてお話しします。日経新聞は紙と電子版の2種類があります。僕は両方購入していますが、メインは紙のタイプを読んでいます。電子版は午前2時にアップされるので、スマホでサクッと目を通すために契約しています。

それぞれのメリットを紹介します。紙は「面積の大きさ」が利点です。大きいと読みやすいですし、紙面における面積の大きさが「記事の重要度」を示していますので、ぱっと見で大切なニュースを見つけることができます。

電子版のメリットは、保存ができる点。後で読み返したい時に便利です。また単語の登録ができるので、自分の気になる単語を登録しておけば関連する記事が赤枠で囲まれて強調されます。

次に検索機能です。例えば取引先の会社名で検索すると該当の記事がすぐ見つかるというメリットがあります。
両者のメリットを両取りできるよう、紙も電子版も契約することをお勧めします。

では日経新聞を読むコツ6選を紹介したいと思います。

①記事タイトルだけでOK
まずは読む「心のハードル」を下げましょう。大事なことは「見る」です。まずは見出しだけ見ましょう。例えば「投票に行こう」などの見出しに注目したら、次はリード文だけ読みましょう。リード文とは本文の前の要約です。

初めは見出しとリード文だけ見ることを全記事に行いましょう。最初から全記事をじっくり読もうとせず、ざっくりと内容を知るところからスタートすることがポイントです。

②継続のコツは『捨てる』
一番良くないことは新聞が溜まってしまうことです。新聞が溜まってしまうと嫌になってしまい、解約してしまいます。なので、読めなければ捨てることが大切です。2日前の新聞は溜めずに捨てましょう。できるだけ当日に日経新聞を読む習慣を身につけましょう。

「読まずに捨ててしまうのは勿体無いのでは？」と思うかもしれませんが、新聞は毎日届きます。情報は魚と同じで新鮮さが重要です。要するに1年前に採れたマグロを食べたいですかという話です。

③新聞を読む◯分ルール
例えば電車に乗る20分間はスマホを鞄に入れて紙の新聞だけを読むというルールを自分で作ります。20分間で読みきれなくても駅に着いたら必ず捨てるといったルールも加えれば継続しやすくなると思います。自分なりのルールを作って習慣化しましょう。

④身近なニュースから関心を広げる
どうしても自分に関係ない記事は読もうと思えないですよね。そこで、自分に関係する話題だけ見るといいでしょう。勤務先や取引先、その業界に関係する記事だけに注目するところから入って、新聞を読む習慣がつけば自ずと多くの記事を読むことにつながります。

また、気になる企業の株を買おうか検討している場合は「トレダビ」という無料スマホアプリを利用してみてください。こちらは仮想の1000万円で株を買うシミュレーションができるアプリなので、興味を自分ごと化することができます。

気になる企業に関連する記事を読み、そこから情報や知識を得られるようにするといいと思います。

⑤映像で理解
結論から言うと、テレ東BIZというスマートフォンアプリは世界最高なのでいますぐ契約してください。月額550円です。テレビ東京の多くの経済番組が視聴できます。一番のお勧めはWBS（ワールドビジネスサテライト）という1時間の番組でして、CMは全てカットされていますので46分で視聴することができます。また2倍速機能もありますので、たった23分で終わります。

23分間も用意することができない人は株投資でも絶対に成功しません。もし「お金を増やして自由になりたい！」と思うのであればテレ東BIZに登録して一日23分でWBSを見てください。

この550円以上に有効に550円を使えるものは存在しません。その他にもお勧めの番組はありますが、まずはWBSを見ることから始めてみてください。

⑥友達に「新聞を毎日読む宣言」を！
筋トレと同じで、一人だとどうしてもサボってしまいます。大事なことは友達に「毎日新聞を読む」と宣言をすることです。そして一日一投稿でいいので学んだことをSNSで発信してみてください。

周りに宣言することで新聞を読むことを継続し、新聞を読むことも投稿も雑でいいので、とにかく続けてみてください。継続は力なりです。

まず一つ目のメリットとして、どんな業界の人とも話が合うという点です。ITや金融、不動産屋メーカーについても知識があるので、その業界の人と話ができます。僕はその方達に「なんでそんなに知っているの？」と必ず言われ、また会いたいと思われる存在になれました。

また会いたいと思われる存在になれれば、起業しても成功に繋がります。非常に大きな利点であると考えています。

二つ目のメリットとして、自分の時間やお金の使い方を考えるようになります。日経新聞は月に4900円かかりますし、読むために時間もかかります。要するにお金と時間の投資です。

ですが4900円は一回分の飲み会代と同じくらいですし、無駄な飲み会に行くくらいなら新聞を読んで知識を得た方がよっぽど人生にとって生産的だと思います。

また、僕はインスタグラムなどで「#世界最速で日経新聞を解説する男」、通称セカニチとして活動しているのですが、その活動を始めたきっかけについてお話しします。

僕は当時サラリーマンでいることが嫌すぎて、絶対に辞めてやると思っていました。そして起業をすると決意しました。クラウドファンディングで200万円を集めることを目標にしていたのですが、クラウドファンディングの会社の方から無謀なので100万円にしてくださいと言われていました。

ですが、そもそも応援してもらえない事業であれば絶対成功しないと考えていたので、目標の200万円は変えずに決行しました。

「応援されるためには価値のある情報を提供する必要がある！」と考えました。自分の価値を考えた際に新入社員の頃から日経新聞を毎日読んでいたので、これを解説したら喜んでもらえるとひらめきました。

最初は2017年の衆議院選挙向けに、自民党や民主党について解説し、選挙の論点などをfacebookに投稿をしていました。

情報を発信していく中で、皆さんに決して情報弱者になってほしくないと思うようになりました。世の中に困っている人は多く存在しており、例えば投資で大損しましたとか、不動産で騙されたとか、無駄な生命保険に入っていますなど。

そのような困っている方を救いたいと思い、セカニチとしての活動を通して価値を提供していきたいと思い始めたことがきっかけでした。

結果として、クラウドファンディングで265名の方から支援総額500万円越えを達成し、高輪ゲートウェイにゲストハウスを開業することができました。要するに日経新聞を読んでいたおかげで人々に価値を提供でき、応援される存在になれたということです。

要するにまとめると、日経新聞を毎日読む習慣づくりを行いましょうということです。3年後には金銭的な自由を手に入れることはきっとできますので、ぜひ皆さんも新聞を読む習慣をつけて自由になりましょう！

ありがとうございました！
今までの授業で扱った資料も全て公開しています。よければこちらからご覧ください！
https://note.com/sekanichi/n/na47dd2e5e081