目次
- 時間泥棒探しの第一歩はスマホのスクリーンタイムチェック
- 部屋の整理のように時間にも「断捨離」が必要
- セルフノートを活用して時間の使い方を可視化しよう
2021.03.30
忙しい日々に追われていると、24時間があっという間に過ぎてしまいます。一般的な時間配分を考えれば、就業と睡眠それぞれに8時間ずつ使ったとしても、残り8時間は自由に使えるはずです。私たちの1日が飛ぶように過ぎてしまうのはなぜでしょうか?
Schooの授業「仕事も人生も整える考え方と『時間泥棒』の正体を知ろう」は事業デザイナーであり『あなたの24時間はどこへ消えるのか』の著者であるスワン先生から、1日の時間を有効に使うための時間術や考え方を学びます。
ここまで準備ができたら、自分が多く使っているアプリを思いきって消してみましょう。アプリを消してもデータが消えるわけではありませんから、まずそのアプリがない状態を作ってみることが大切です。同様に、よくチェックするニュースやメディアからも距離を置いてみてください。
また、スマホの通知設定は最低限にしてみましょう。電話など緊急連絡が入るもの以外は、逐一チェックしなくても支障はありません。スマホの通知は、自室に例えるならばインターホンが鳴り続けているようなものです。こまめに来る通知を確認して、つい時間を奪われていませんか?
こうしたスマホ時間の断捨離をした翌日スクリーンタイムをチェックしてみると、スマホを眺めていた時間が削減できたことを確認できると思います。時間泥棒の正体さえわかれば、あとは自身のライフスタイルや目標に応じて時間の使い方を調整すれば良いわけです。
より時間を有効活用するために、スワン先生は自分の思考を吐き出すセルフノートを作ることをおすすめしています。セルフノートとは、日記や愚痴、分析などあらゆる自分に関わることを書き記すためのノートです。
自身のセルフノートを準備したら、そこに「時間があったら何をしたいか」を書き出しましょう。自分の欲望を可視化すると、スマホ時間を断捨離することで生まれた時間をどう使うべきかがわかるはずです。
今回は「多忙中毒から抜け出すための時間術」シリーズから、第一回「仕事も人生も整える考え方と時間泥棒の正体を知ろう」の授業内容の一部をお届けしました。普段は無意識に過ごしてしまいがちな時間と向き合うことは、自分らしい人生や働き方を見つけるヒントとなるはずです。忙しい日々に追われているビジネスパーソンの方は、ぜひ第二回「仕事も人生も整えるための1週間の使い方」もチェックしてみてください。
文=宿木雪樹
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ビジネスパーソンが自由に使える時間は平均8時間あるはずですが、多くの方が8時間を活用できず、時間に追われて多忙な日々を過ごしているでしょう。まずはこの忙しい原因を探るべく、スマホの昨日のスクリーンタイムをチェックしてみてください。スクリーンタイムとは、何らかの目的でスマホを使用していた時間を指します。
ビジネスパーソンのスクリーンタイムは、だいたい1日5時間程度と言われています。これだけで自由時間の大半を占めていると考えると、時間がなくなるのも無理はないと気付くでしょう。
では、スクリーンタイムの中で最も多く見ているアプリは何でしょうか。また、自分がそのアプリを使用する目的と、使用しているときの感情も振り返ってみてください。これらを書き出してみると、自身の時間の使い方を客観的に捉えることができるはずです。