目次
- 最短半年でなれる「Web系エンジニア」の定義
- 最もニーズがある「バックエンドエンジニア」
- スキルを高め、自由に働こう
2023.02.28
新型コロナウイルスの影響で、リモートでの仕事や地方移住する人が増えるなど、ここ数年で働き方が大きく変わりました。リモート下での働き方にも慣れたきた中で、このままずっと「リモートで働きたい!」「地方や海外など、好きな場所に移住して仕事をしたい!」という思いが芽生えた方もいるでしょう。
しかし「今の仕事は出社しないとできないし、自由に働くための専門性もない....」。そんな方におすすめしたいスキル(職種)が「Web系エンジニア」です。社会のAI/DX化が進む中で今後ますますニーズが高まり、将来性のある仕事として人気のある職種で、未経験者でも「最短半年」で目指せると言われています。
『21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう AI/DX時代を生き抜くためのキャリアガイドブック』著者の勝又健太さんが講師を務めた、『21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう AI/DX時代を生き抜くためのキャリアガイドブック』の授業を元に「Web系エンジニアの働き方」を学びましょう!
Web系エンジニアには大きく分けて4つの職種があります。
1、サーバーと呼ばれるコンピュータ上で動くプログラムを作るバックエンドエンジニア
2、サーバーを構築するインフラエンジニア
3、Webブラウザ上で動くプログラムを作るフロントエンドエンジニア
4、スマートフォン向けのプログラムを書くiOS/Androidエンジニア
同じエンジニアでも、やはり向き不向きがあります。例えば、勝又さんが主に担当しているバックエンドやインフラは人の目に触れるところではないので、とても地味な仕事が多いと言います。
一方で、正解は技術者にしかわからないため、技術がわからない人から指示を受けることがほとんどないというメリットがあります。目に見える部分を作るフロントエンドエンジニアは若い方に人気ですが、色や見た目など感覚的な指示を受けやすいので、そういう点ではストレスが多いかもしれません。
人数の少ない企業では、フロントエンドとバックエンド両方できる人を求めることが多いです。なかには先ほど挙げた5つの職種全てを一人が担うケースもあるといいますから、複数のスキルを持っておくことはプラスになるでしょう。 ちなみに、このなかで一番ニーズがあるのはバックエンドエンジニアです。
業務量が多いということもあり、業界全体の5割程度を占めています。これからジョブチェンジしたい人は、まずは間口が広いバックエンドエンジニアを目指すと確実でしょう。 まずやるべきはポートフォリオを作ることです。そのために必要な基礎知識を1~2カ月でざっと学ぶことから始めましょう。
ポートフォリオは、自分の原体験に基づいた内容を作ることをおすすめします。ただ技術力を伝えるのではなく、熱意や企業理念への共感なども含め、ポートフォリオで人柄を伝えていくことを意識しましょう。
Web系エンジニアは服装や就業時間などワークスタイルの自由度も高く、比較的高水準の月収を目指すことも可能です。
また、短期間で転職を続け、技術力を高めていくキャリアが一般的で、フリーランスとして独立することも珍しくありません。そうしたキャリアの選択肢が広いことも、Web系エンジニアの魅力です。
これから「自由な働き方」を目指している方は、ぜひ、Web系エンジニアの道も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
編集・文=青野祐治
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まずWeb系エンジニアの定義を知りましょう。Web系エンジニアとは、自社サービスの開発に携わるエンジニアの総称です。
つまり、特定のスキルを持っていることではなく、どのような企業で働いているかによってWeb系エンジニアと定義しています。 Web系エンジニアのメリットは、需要と将来性、単価、スキルの可搬性、ワークスタイルの柔軟性、ジョブチェンジの実現性などさまざまな視点から挙げられます。
これらの条件のいくつかを叶えられる仕事は他にもありますが、全てバランスよく備えた職種はWeb系エンジニア以外ないでしょう。Web系エンジニアが最強たる所以は、このバランスの良さにあります。 また、スキルを身につけるためにかかる期間がさほど長くないという特徴もあります。
資格取得などのハードルがある専門職と比べ、「最短半年」ほどでジョブチェンジできるところが魅力です。 ただし、これは簡単という意味ではありません。就職できるレベルまでスキルを高められるのは、意欲をもって学ぶことができるほんの一部の人です。