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2020.10.20

column

日本初のかたづけ士が伝授! 片づけをが得意な人と苦手な人とを分けるものとは?

日本初のかたづけ士が伝授! 片づけをが得意な人と苦手な人とを分けるものとは?

スポーツ選手や成果を出し続ける経営者の多くは、「物事の習慣化」を大事にしている傾向にあると言われています。プロ野球選手として数々の偉業を成し遂げたイチロー選手にも、いくつもの習慣があったのは有名な話です。

ただおそらく、多くの人にとって「何かを習慣化させること」は、かなりハードルが高いことのではないでしょうか。実際に「頭ではわかっているけど3日坊主で終わってしまう……」「習慣化させようと思ったのに、ふと気づくとやらなくなってしまっていた……」といった経験をしている人も少なくないはずです。

では、私達はどのようにして「習慣」を身に付ければ良いのでしょうか。

本授業では、そんな「習慣」の身に付け方の基本を学べます。講師である日本初の「かたづけ士」&スッキリ・ラボ代表・小松易先生によると、物事の習慣は「片づけ」からアプローチをかけてみると良いとのこと。

授業内では、いくつかのワークが行われるので、受講する前にペンと紙を用意しておきましょう。

目次

  • 片づけは「習慣」を身に付けるのにおすすめ!
  • 片づけをベースに進める、習慣化のための「5つのステップ」
  • 大切なのは「習慣化できてるな」と実感できること

 

片づけは「習慣」を身に付けるのにおすすめ!

 

そもそも、なぜ本授業のテーマである「習慣」は片づけからアプローチをかけると良いのでしょうか。その答えは、授業の冒頭で述べられた小松先生の言葉に集約されています。

 

「片づけが得意な人と苦手な人を分けるものは何でしょうか。その多くは、性格や能力ではなく『習慣』なのです」

 

もちろん性格や能力が関係することもあるでしょう。ただその多くは「片付く習慣を持っているかどうか」で区別されているだけなのだそう。したがって、「習慣」を身に付ける第一歩として片づけはおすすめであると小松先生は語ります。

 

そして授業は、この「片づけ」をベースにした「習慣」の身に付け方へと進みます。

 

 


片づけをベースに進める、習慣化のための「5つのステップ」

 

小松先生は、片づけをベースにした「習慣」を身に付ける方法として、以下のようなステップを提示しました。

 

(1)「1つの行動」からスタート
(2)カンタンなことから始める
(3)「毎日できる行動」にする
(4)実行のタイミングを決める
(5)完了の状態が見てわかる

 

片づけにおいて習慣にしたいことが複数浮かんだ場合、それらを絞り込まずにすべて達成しようとするのはおすすめできないと小松先生は語ります。もちろん、複数の候補が習慣になるのは悪いことではありません。ただ一方で同時に成果を出そうとした結果、すべてが中途半端になってしまうリスクも高めてしまうのです。

 

「二兎追うものは一兎をも得ず」という言葉を体現させないためにも、まずは「1つの行動」からスタートしてみるのが、小松先生流の習慣の身に付け方になります。

 

では、具体的にどのように絞り込めばよいのか。その方法として当てはまるのがステップ2と3です。「まずはいくつかの候補の中から簡単そうなものを選び、その上で1日1回以上行動に起こすことを選んで欲しい」と小松先生は語ります。

 

ただ中には1つに絞り込むのが苦手という人もいるかもしれません。先生がそのような人に向けて出したアドバイスは「1ヶ月後の自分を想像したうえで絞り込む」というもの。もし1つに絞り込みづらい人は、次の授業までに自分がどうなっていたら良いかを考えてみると良いかもしれません。

 

授業後半では、4つ目のポイント「実行のタイミングを決める」と5つ目のポイント「完了の状態が見てわかる」に関して語られます。一体、習慣を実行する「タイミング」とは?また、完了の状態が見てわかるとはどういうことなのか?その答えはぜひ授業の動画で確認してみてください!

 


大切なのは「習慣化できてるな」と実感できること

 

全3回シリーズの第1回目となる本授業ですが、小松先生いわく、1回目は「続けられる体質づくりの一環として考えてほしい」とのこと。

 

最初から難しい習慣に取り組むよりも、難しさにこだわらず簡単に取り組めそうな習慣を選び、自身で「習慣化が進んでいるかもしれない」と実感できることが大切と、小松先生は語ります。

 

授業では他にも「習慣にする候補の挙げ方」や「習慣と意識づけの関係性」について触れており、習慣に関する基礎をより深く理解できるエッセンスが満載です。気になった方はぜひチェックしてみてください。

 

『アタマとココロが整う「かたづけ思考」-習慣編- 習慣の「型」を身につける 第1回 習慣の「型」を身につける 』 http://schoo.jp/class/7200/room

 

文=トヤカン

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