目次
- 整理と整頓。違いが分かれば、仕事の質も変わる
- 整理と整頓。違いはなに?
- かたづけ思考は、3つの「かたづけ」を意識すること
- 職場のスペース、散らからないためにすることは?
2020.07.10
今、話題のメソッド「かたづけ思考」をご存じですか?
仕事のタスクや頭の中の片付けと、どこから手をつけたらいいか分からなくなりがちな人、一緒に学びましょう!
Schooの授業『「かたづけ思考」でセルフマネジメント』では、日本初の「かたづけ士」小松易先生に、整理と整頓に基づく考え方、かたづけ思考を教わります。
「かたづけ思考の入門」と小松先生が、こんな質問も投げかけました。整理と整頓の違い、あなたは分かりますか?
■整理の意味
端的に言うと「モノを減らすこと」。いるものといらないものを分けて、本当に必要なものを厳選することです。仕事に置き換えると、「仕事の整理ができる人」とは、優先順位がつけられる人のことと言えます。今やらなくていいこと、必要なことを決められるのは、整理上手な証です。
しかし、モノを減らすのはスムーズにできることではありません。そこで小松先生は、下記の4ステップを、1日1カ所15分から実行することを提案します。
1. 外に出す
最初の1分で行います。たった1分ですが「この1分が整理の明暗を分ける」と小松先生。
2. 分ける
3. 減らす
4. しまう
■整頓の意味
こちらも、端的に言うと「使いやすい状態にすること(配置すること)」。整理で決めたものの定位置を決めることです。
ここで、小松先生がクイズを出題。片づけが苦手な人は、気がつくといつも「□□□時間」に使っている! さて、□に入る三文字はなんでしょう? 正解は、実際の授業をご覧ください。
小松先生は、一般的に整理整頓を意味する「片づけ」だけではなく、3つの「かたづけ」のステップを提唱しています。
1. 片づけ
モノを厳選・再配置してリセットする
2. 型づけ
3. 方づけ
かたづけ思考とは、この3つのステップを踏むことで、どんなライフスタイルを目指すかたづけなのかを常に意識していく考え方です。4回続く授業のベースになるので、頭にしっかり入れておきましょう。
授業の後半では、受講生から寄せられた質問に答える時間が設けられました。
「職場のデスク周りで、片づけに取り組むのは、どういうペースが良いでしょうか?」この質問に対して小松先生は、「決まったペースはありませんが、週1回の毎週金曜日などやりやすいペースで始めながら、増やしたり減らしたりやっていくといい」とアドバイスします。
さらに小松先生は、かたづけ思考の2つめである「型づけ」を例に出し、こう続けます。「型づけで、自分の無意識の動作をチェックしましょう。ルールを決めることが先ではありません。かたづけが苦手な人は、『置く』という何気ない動作を無意識に行っているんです」
何気なく置いてモノが散らばる前に、受け取った“空中”でどこにしまうか考えるのが、片づけ上手の第一歩です。として定義されるべきです。その振り切りこそが、今後のマネジメントの鍵を握るかもしれません。
そのほか授業では、かたづけ思考に必要なポイントとして、「片付かない原因は□□□□にあり!」と、小松先生が極意を指南。これが分かれば、あなたもかたづけ思考を身に着けられて、仕事のパフォーマンスが格段にアップするはず。この答えは、実際の授業で正解を確認してみてくださいね。
『「かたづけ思考」でセルフマネジメント 第1回 仕事のパフォーマンスが上がる「かたづけ思考」』http://schoo.jp/class/6826/room
日本初の「かたづけ士」小松易先生によるSchooの連載企画『「かたづけ思考」でセルフマネジメント』第一回のダイジェストをお届けしました。
文=田中ラン
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最初に、小松先生から「何のために片づけますか?」と質問。仕事の効率向上、気分をよくするため……などの解答が集まりましたが、片づけを成功させるためには、目的が明確であることと、全員でしっかりゴールを共有できていることがポイントです。
今回の授業では、参加者一人ひとりが、かたづけの「意識(何のために)」と「知識(何を、どのように)」が高まり、仕事のパフォーマンスをアップさせることをゴールとします。