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2022.03.08

column

いまさら聞けない「NFT」の基本。暗号資産とは何が違うの?

いまさら聞けない「NFT」の基本。暗号資産とは何が違うの?
動画:「「NFT」とは何か?これからどうなるか?」より

みなさんは、NFTについて耳にしたことがありますか?

聞いたことはあってもイマイチその概念が理解できていない──そういった人は多いのではないでしょうか。

そこでschooで開講された授業が『「NFT」とは何か?これからどうなるか?』。講師はBCCC(ブロックチェーン推進協会)のトークンエコノミー部会部会長であり、アステリア株式会社ブロックチェーンエバンジェリストでもある奥達男先生です。

YouTubeやTwitterで積極的に情報発信を行う奥先生の授業を通して、NFTの基礎について丸ごと押さえてしまいましょう。本記事では、授業の最初のセクション「『NFT』とは何か?」の内容をテキストでご紹介します!

担当の先生

奥 達男 先生

アステリア株式会社 ブロックチェーンエバンジェリスト

目次

  • NFTと暗号資産(ビットコインなど)の2つの違い
  • デジタルアートの売買で学ぶNFTの特性
  • 税金は? 保存場所の変更は可能? NFTに関するQ&A

 

 

NFTと暗号資産(ビットコインなど)の2つの違い

 

 

この授業のゴールは「NFTの仕組みを知り、今後のミライを考えられるようになる」こと。そもそも、この授業のリアルタイム受講生がNFTについてどれだけの知識を持っているのかがアンケートで問われました。
提示されたのは以下の4つの選択肢。

 

①聞いたことない
②聞いたことはある
③知っている
④人に説明できる

 

スクー受講生の多くは②もしくは③の状態にあるようです。

 

「NFTとは言葉だけだとかなり謎な存在のように思われると思います」と奥先生。Non Fungible Tokenの略であり、「代替不可トークン」「非代替性トークン」などと訳されるということですが、これだけ聞いても知識がなければチンプンカンプンでしょう。

 

ちなみに、Fungibleは代替可能、Token(トークン)は印や記号、象徴、証明書といった意味を持ち、なかでも「証明書」が最もNFTの文脈で使われるトークンのイメージに適しているということです。

 

みなさんも「ビットコイン」についてはある程度どんなものか知っているでしょう。「NFTも一応ビットコインの仲間です」と奥先生は語り、ビットコインやその他の暗号資産もNFTもブロックチェーン技術によって発行されることを図示します。

 

 

 

それでは、NFTとビットコインなどの暗号資産は何が違うのでしょうか。
「大きく2点違うところがあります」と奥先生。

 

ひとつ目の違いは、「暗号資産はたくさんあるが、NFTは1つしかない」ということです。ビットコインは現時点で約1900万枚あり、2,100万枚まで発行されればその発行はストップされます。すなわち、最終的には全く同じ価値を持つビットコインが2,100万枚この世に存在することになります。一方、同じNFTはこの世に1つしかありません。

 

ふたつ目の違いは、「暗号資産は分割できるが、NFTは分割できない」ということです。例えば、1ビットコインを持っている人がそれを0.5ビットコインに分割し売買することも可能とのこと。しかし、NFTは唯一無二の存在であり、分割することは不可能です。

 

ここまでの内容を踏まえ、NFTには以下のような特性があるとまとめられました。

 

・替えが効かない、世界に1つしかないトークン(唯一無二)
・コピーや改ざんができない
・プログラミングできる

 

 


デジタルアートの売買で学ぶNFTの特性

NFTについてニュースなどで見たことがある方は、デジタルアートとかかわりが深いことをご存じでしょう。
奥先生もNFTを使って、デジタルアートの売買をやってみたことがあるとのこと。その過程はスライド上でアニメーションを用いて解説されました。

 

 

 

デジタルアートを用意した先生は、NFT発行プラットフォームにて暗号資産を支払い、代わりにNFTを発行してもらいます。NFTとデジタルアートは、NFTにデジタルアートの置き場をNFTに設けることで結びつけることが可能。そのうえで、デジタルアートは通常どこかのPCのストレージ(記憶領域)に、NFTは先生が所有するデジタルウォレットに保存されることになりました。「デジタルアートを売りたい」と考えた先生は、売買プラットフォームにて、NFTを出品します。すると、買い手が登場し暗号資産でNFTを購入してくれました。販売代金が先生の手元に、手数料が売買プラットフォームに振り込まれます。

 

先生のデジタルアートを買ってくれた人は、デジタルアートをほかの人に売りたいと考えるようになりました。そこで利用するのがN次流通プラットフォーム(Nには特定の数字が入る)です。すると別の買い手が現れ、先ほどと同様の流れで売買が成立しました。ここでポイントとなるのが、買い手に入る販売代金、売買プラットフォームに入る手数料のほかに「著作者手数料」が発生しているということです。

 

 

 

通常、何かを買った人が別の人や機関に著作物を転売しても、元の著作者には一銭も振り込まれることはありません。それを解決可能なのは、NFTが革命的といわれる理由の一つです。

 


税金は? 保存場所の変更は可能? NFTに関するQ&A

さて、ここで奥先生から再度リアルタイム受講生の理解度について、アンケートが行われます。

 

①もう理解できた。大丈夫。
②なんとなく理解できた
③まだよくわからない

 

この三択で最も多かった回答は②でした。

 

また、ここで質疑応答の時間も設けられ、「NFTにかかる税金についての質問」が寄せられました。先生曰く、まだ法律が技術の発展に追い付いておらず、NFTの扱い方は現状さまざまな形があり、それぞれによって税制もケースバイケースとなってしまうため、弁護士に相談するのが一番安心な手段ということです。また、弁護士の解説が書かれた書籍やブログも増えてきているため、そちらも参考にしてみることが推奨されました。

 

 

 

次の質問は「デジタルアートの保存場所を変更することはできるんですか?」というもの。その答えは、YES。ただし、デジタルアートが売れてしまった後に保存場所を変えるとトラブルの原因となりかねないため、気軽に保存場所を変えることはおすすめできません。

 

3つ目は「デジタルアートはどこまでの範囲を指すのか」という素朴な疑問。たとえばペイントソフトで丸を描いただけでもデジタルアートとなるのかという問いに奥先生は、「丸でもデジタルアートになるんじゃないですかね」と回答。ちなみに、先生はExcelで描いた“雪だるま”の絵をjpegに変換して、マーケットプレイスで販売したということです。

 

ここから話題は「NFTはどういったことに使われているのか?」へ。2021年のNFT関連の出来事を時系列で振り返ったうえで、具体例を用いた解説が行われました。

 

その内容を知りたい方は、実際の授業動画にてぜひご確認ください! 最後まで視聴すれば、NFTの概念だけでなく、それによって私たちの生活がどのように変化するのかというミライについても学ぶことができます。

 

文=宮田文机

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
『「NFT」とは何か?これからどうなるか?』

 

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