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2023.01.19

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大事な相槌「さしすせそ」。初対面で好かれる3つのテクニック

大事な相槌「さしすせそ」。初対面で好かれる3つのテクニック

ビジネスシーンで、「人の心を読みたい」「本音を知りたい」と思うことはありませんか? 

そんな人に向けて、人の心の動きにフォーカスしたビジネス理論を日本マインドリーディング協会の理事で、『一瞬で印象を操る ズルい話し方』の著者である岸正龍(きし・せいりゅう)さんに『相手から無条件の好意を引き出す方法』を教えて頂きました。

※この記事はSchooの授業「ビジネスで使える賢い心理学ー相手から無条件の好意を引き出す法」を再編集しています。

目次

  • 初対面の人に好かれる3つのテクニック
  • うなずく「タイミング」で会話にテンポを生み出す
  • 大切なのは、相槌のバリエーション
  • 「受け入れてくれる人」という印象を与える

初対面の人に好かれる3つのテクニック

初対面にも関わらず、なぜか「この人、好き!」「今度一緒に仕事してみたい」と思われる人と、「なんかこの人苦手……」「なんとなく合わないなあ」と思われる人がいます。

 

誰だって相手からは好かれたいものですが、一体どうしたらいいのでしょうか? 大切なのは、相手の“無意識”に好かれることです。

 

そのためには、話し方ではなく「聞き方」を意識すると効果的です。その方法が「エッセンシャルテクニック」。

 

ポイントは次の3つです。

1.うなずき

2.相槌

3.受容ワード

 

 

うなずく「タイミング」で会話にテンポを生み出す

一つめのポイントはうなずきです。

 

前提として、人は話を聞いてもらうのが好きです。そのため相手がうなずいてくれると、「自分の話を聞いて承認してくれている」と無意識に感じるのです。

 

とはいえ、普段あまりうなずかない人が急に回数を増やすと、機械的に見えてしまいます。また、過剰なうなずきに話し手は焦ったり、本当に聞いてくれているのか不安になったりすることもあります。うなずく回数が過剰な人は、適度な回数を心がけてください。

 

大切なのは回数ではなく、うなずくタイミングです。話している相手が一文節話して、息継ぎをするタイミングでうなずく。そうすると話にテンポが生まれ、相手は話しやすいのでさらに話したくなります。

 

逆にタイミングがずれると相手は話しづらくなります。相手をよく見て、相手のタイミングに合わせてうなずくように心がけましょう。

 

また、うなずき方にも注意が必要です。大事なのは、きちんと顎を下げてうなずくこと。中には、微妙に斜めに首を振ったり、顎を上げたりするクセがある人もいます。

 

そうすると、話している方は非常に心がざわつくので、うなずき方にクセがある人は直しましょう。

 

 

大切なのは、相槌のバリエーション

 

うなずくタイミングがわかったら、次は相槌です。相槌は、うなずきに言葉をのせていくものです。

 

相槌で有名なのは、「さしすせそ」。「さすがですね」「知らなかった」「すごいですね」「センスいいですね」「そうなんですか?」の頭文字を取ったものです。

 

キャバクラ嬢の間で「この言葉だけ言っておけば、また指名が取れる」と言われています。 このことからわかるのは、相槌には「バリエーションが必要」ということ。

 

ずっと「はい」だけでは、相手は聞いてもらえている気がしないのです。 バリエーションがないと感じる人は、“は行”を意識することから始めてみましょう。

 

“は行”の相槌とは、「はい」「ふんふん」「へー」「ほほう」などです。 このように、バリエーションを増やして話していくと、相手の無意識下に承認されたという感覚が蓄積していきます。

 

バリエーションを出すには練習が必要です。自分の中で使いやすい相槌がどのくらいあるか意識してみるといいでしょう。人と話している様子を録音して、自分がどのような相槌を打っているか確認してみるのも一つの方法です。

 

実際に聞いてみると、意外とバリエーションが少ないことに気がつくかもしれません。

 

 

「受け入れてくれる人」という印象を与える

三つ目は「受容ワード」です。これは、相手が言っていることを受け入れる、「そうだね」「なるほど」「わかります」といった言葉のことです。

 

例えば、相手が「大変なんだよ」と言った時に、「ああ、大変だよね…」と言ってあげると、相手は非常に受容された気分になります。逆に、「へー、そうなんですね」と言うと、突き放された気持ちになってしまいます。 また、気を付けたいのは「なんで?」という質問です。

 

つい言いがちなワードですが、実は相手の話を切る危険性があるのです。 「なんで?」と聞いた瞬間、話している方は無意識のうちに「私に対してではない、自分の興味を出してきたな」と感じます。その結果「この人はあまり話を聞いてくれなかった」と思われる可能性があるので、初対面の大事な場面では言わない方が良いでしょう。

 

以上の三つが、相手の無意識化で「承認された」と思わせる方法です。しかし、これを常に意識しておかなければならないというわけではありません。

 

この三つをすべて完璧に行おうとすれば、聞き手には負荷がかかります。なので、初対面で「この人に気に入られたい」と思う相手や、「今日はこの商談を決めたい」と思う重要なポイントで意識すると良いでしょう。

 

相槌をしっかり打つなど、聞き手に回るだけでも相手にいい印象を与えることができます。ぜひ、今日からビジネスの現場で取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
ビジネスで使える賢い心理学ー相手から無条件の好意を引き出す法

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