目次
- 企業のDX推進が加速するいま、営業職やマーケターも学ぶべき「Python」とは
- 市場価値が高まる?ビジネスパーソンこそ「Python」を習得すべき理由
- 業務の自動化やデータ分析、株価相場分析まで。「Python」を習得してできること
- 時間にゆとりができた今こそ、SchooでPythonを学ぼう!ーオススメ授業11選ー
2020.04.17
新型コロナ感染症予防の一環として企業が在宅勤務やリモートワークを進めざるを得なくなったいま。
これを期に今後ますます、アナログな作業はデジタルに置き換えられていき、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進も業種や業態を問わず、全社で取り組まざるを得ない状況になっていくことが予想されます。
営業職やマーケターなどのビジネスパーソンもテクノロジーの変化に対応していくことが求められる可能性が日々高くなってきており、非エンジニアでもある程度のプログラミングスキルの習得が必要になってくるのではと言われています。
そんな中、プログラミングに馴染みの薄いビジネスパーソンがいまこそ学ぶべきプログラミング言語として「Python」をおすすめしたいと思います。
一見、ビジネスパーソンとは関係がないように思われるこの言語。初心者でも扱いやすいことから、ビジネス職の方がPythonを使うケースも増えてきていると言われ、これからのビジネスパーソンが習得すべき「必須のスキル」ともなり得ます。
ここでは、「なぜ、ビジネスパーソンがPythonを習得すべきなのか」「Pythonを習得することでできること」そして「Schooで学べるpythonの授業」をご紹介していきます。
なぜ、これからのビジネスパーソンにPythonの習得が必要になるのでしょうか?それは、ビジネスの現場に大きなパラダイムシフトが起こっていることが背景にあります。
テクノロジーの進化により企業は以前にも増しデジタルの力を駆使することで、顧客情報や売上管理などのデータを容易に取得できるようになりました。
「ビッグデータ」や「データサイエンティスト」という言葉がホットワードになって久しいのも、そういった背景があるからです。
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化が進み、仕事の効率化とデータ活用が求められる時代では、これまで手入力をしていた作業をプログラムすることにより、効率化したり、分析する力が必要となり、そうしたビジネスパーソンの希少価値はますます高まってきています。
その中で、営業職などの非エンジニアであるビジネスパーソンにも「仕事の自動化」と「データ分析」する力が求められ、Pythonを習得することで実現に近づくと言われています。
営業職やマーケターの方などが、あらゆるデータを効率的に収集し分析・活用できれば、ビジネス上の課題の発見と、その効率的な解決策を数字的な根拠を出したうえで企画・提案を行うことができビジネスが加速していきます。
それゆえに、プログラミングスキルを持ったビジネスパーソンは社内での価値だけに留まらず市場価値も高まっていくのです。
リモートワークなどで時間に余裕ができた今、企業のDX化が進んで行くことを見据え、プログラミングを学んでみたいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それでは、Pythonを学ぶことで具体的にどのようなことができるのでしょうか?ビジネスの現場やまた、それ以外にも応用できることをご紹介します。
①Excel代わりにデータ処理や分析を自動化
Excelに代わり、自動でデータ処理や分析が可能になります。それがPythonを用いることで、仕事の効率を飛躍的に向上させると言われる所以です。
具体的には、PythonやVBAなどのプログラムでExcelの操作を自動化をすることで、同じ処理を何度も手動で行う必要が無くなります。
一度プログラミングさえできてしまえば、データの集計や余計なデータの削除からシートの結合やグラフへの描画などを含めてすべて自動でできるようになります。
②Webサイト等のデータを収集を自動化
データ分析の前に必要なことと言えば、データの収集です。これもPythonでスクレイピングと呼ばれる技術を用いることで、Webサイトなどの情報を自動で取得、CSVやエクセルのデータとしてまとめることができます。
スクレイピングとは、指定したウェブサイトなどから自動で情報を取得し、例えばメディアごとのPV数一覧など、こちらが意図した情報に加工して出力することができます。
これにより、自分が定期的にチェックしているWebサイトのデータを取ることで、手動でアクセスする手間を省くことができ、仕事の自動化と効率化をはかることが可能になります。
③機会学習による株式相場分析
応用編になりますが、Pythonを習得することで単にデータの操作や分析をするだけでなく、機械学習やデータの最適化が可能になります。
例えば、Pythonで機械学習(回帰分析)を用いて、市場の相場データを分析し、相場が読めるようになることで、リスクの最小化とリターンの最大化をシミュレーションができ、株式や債券などのポートフォリオの最適化することも可能です。
Pythonは比較的ライトに記述でき、汎用的な言語であり、プログラミング言語の中でも使用される機会が劇的に伸びています。
この言語は、基礎的な知識とスキルを身につければ、どんな職種の方でも身につけられるとと言われ、難しい専門知識・経験は必要ありません。
Pythonを習得することで、仕事の自動化やデータ分析のスキルを飛躍的に向上させ、ビジネスパーソンの強力な武器となります。
Schooでは、Pythonが学べる授業を多数用意しています。これからの時代に選ばれる人材になるための力を習得し、ビジネススキルを高めていきましょう!
この授業はプログラミング言語のPythonを使ったデータ分析の方法を学習する授業です。 普段はExcelで分析作業をしていてエンジニアリングの経験がほぼ無くても、これからデータサイエンスをやってみたいという方を対象にPythonと実データを用いて分析する方法を学習することが出来ます。
【こんな人にオススメ】
・普段はExcelで分析作業をしていてエンジニアリングの経験がほぼ無くても、これからデータサイエンスをやってみたいという方
・ExcelやSpreadsheetなどの表計算の「一歩先」にトライしてみたいと考えている方
・AI/機械学習に興味のある方
『Investment Tech Hack』という投資とプログラミングについての情報を発信されている高橋先生とPythonと投資のシミュレーションをします。
この授業ではPythonを用いて市場の相場データを分析しながら仮説を立てる力、相場を読むための力、データ分析のためのプログラミングスキルを学びます。
【こんな人にオススメ】
・pythonの使い方を学びながら、投資をはじめたい人
・ExcelやSpreadsheetなどの表計算の「一歩先」にトライしてみたいと考えている方
・AI/機械学習に興味のある方
この授業では、これからプログラミングを始めたいと考えている方々に向けて、Pythonの基本を紹介します。Pythonの機能や特徴、インストールの方法や設定の仕方を説明します。
プログラミングをまったくやったことがなくても、PCの基本操作ができる方なら誰でも理解できる内容になっています。
【こんな人にオススメ】
・プログラミングを始めたいと思っているが、どんな言語が良いのか迷っている方
この授業では、プログラミング言語「Python」を使って、プログラミングに必要な考え方を身につけて頂くのをゴールとしています。
第1回〜第3回までは基礎文法を、第4回〜第6回で「自分のやりたいことをプログラムにする為のアプローチ」を解説します。
【こんな人にオススメ】
・初めてプログラミングを学ぶ方、他の入門書等がよくわからなかった方
このコースではプログラミングの入門授業を終えられた方を主な対象として、Pythonの実践に近い知識やスキルの習得を目指します。
【こんな人にオススメ】
・Pythonのスキルを上げたい方
「会社からは新規事業の立ち上げのため機械学習など新しい技術を学ぶように言われているが、日々忙しく新しい技術を学ぶ時間が無い」
「AIや機械学習の基礎的なことはわかるけど、実際業務で使用するレベルになるには、他にどんな知識が必要なの?」
そんな中堅システムエンジニアの方向けに、Pythonを使って機械学習やディープラーニングを実践していく全3回のコースです。
【こんな人にオススメ】
・Pythonを使って機械学習やディープラーニングを実装する基礎を学びたい方。
会社からは新規事業の立ち上げのためAIや機械学習など新しい技術を学ぶように言われているが、日々忙しく新しい技術を学ぶ時間が無い中堅システムエンジニアの方向けに、Googleが開発しオープンソースで公開している機械学習に用いるためのソフトウェアライブラリ「TensorFlow(テンソルフロー)」の基礎を学んでいく全3回のコースです。
【こんな人にオススメ】
・TensorFlowが何に使えるのか知りたい
Pythonを学んである程度プログラムを書けるようになった方を対象に、Python製のWebアプリケーションを作るためのフレームワーク「Flask」を使いながら、ミニブログを作成する授業です。
Webアプリケーションを作るためには様々な技術を包括的に学ぶ必要がありますが、要点を絞って解説しながら重要な所だけをライブコーディングする形式の授業となります。
【こんな人にオススメ】
・Python初心者でHTMLが少し分かってWebアプリを作ることに憧れのある人
Retty株式会社 CTOの樽石将人先生に、同社の「Rettyの機械学習基盤構築」に関する取り組みについて教えていただく授業です。
CTO(Chief Technology Officer/最高技術責任者)。サービス開発を取りまとめることもあれば、技術力の象徴となることもある、会社によって“色”が変わるポジションといえます。
同企画「CTOが語る私達の技術」は様々な会社のCTOに焦点を当て、その会社が最もこだわっている“技術”についてお話いただきます。
【こんな人にオススメ】
・機械学習に興味がある人
データとその活用があらゆる場所で議論されはじめて、随分月日が立ちました。 それと連動するかように、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が最近多用されるようになりました。
データ活用とDX。これらは広がり、繋がり合い、大きなうねりを起こそうとしていること自体は皆さんも感じているのではないでしょうか。では、データ活用とDXは具体的に何を可能にし、何を変え、どんな未来をつくっていくのかをトップランナーが解説します。
この授業では、多くの企業のDXを支援してきたKDDI DIGITAL GATEが「DXを実現するためにどういった取り組みを行ってきたのか」「アジャイルをどう捉え、どのように現場に落とし込んでいるのか」等について、解説していきます。
生放送中に先生とコミュニケーションを取りながら、組織や自身がよりDXを実現していくためのヒントを見つけ、明日からの現場で試せることを一緒に考えていきましょう。
【こんな人にオススメ】
・DXについて理解を深めたいと思っている方
・DXについて自社で取り組みたいと思っている方
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「Python」とは、1991年にオランダ人のグイド・ヴァンロッサムというプログラマーによって開発された、オープンソースで運営されているプログラミング言語です。
その用途は様々で、Webアプリケーション、デスクトップアプリケーション、さらには人工知能開発、ビッグデータ解析などと多岐に渡ります。
プログラミング初心者の方でも比較的はじめやすく、営業職やマーケターなど、いわゆる非エンジニアも、このプログラミング言語をビジネスの現場にも活用しはじめており、Pythonの習得は、これからのビジネスパーソンにとってもエクセルを扱うように「必須のスキル」とも呼ばれ始めています。