目次
- まずはスライドの「中身」を磨こう
- 「箇条書き」を作ることから始まる
2022.08.25
クライアントへのプレゼンや社内会議などで使う「PowerPoint(パワポ)」は、ビジネスパーソンにとって切っても切り離せない存在です。しかし、文字だらけになったり、図やグラフをうまく活用できなかったりする悩みも尽きません。
渾身の資料で挑んだのに相手の反応がイマイチだった……。そんな思いをしたことがある人に向け、パワポに関するノウハウで5万人以上のフォロワーを集めているパワポ芸人トヨマネこと豊間根青地氏が、パワポを作るうえで忘れてはならない「中身」について解説します。
※この記事は動画『パワポ芸人直伝 -イマイチなパワポをそれっぽくする-』を再編集しています。
それでは、具体的に「中身を磨く」とはどういったことなのでしょうか。
おすすめの方法は、まずはパワポで伝えたいことを「箇条書きを作る」こと。
上記の図は、昔話の「桃太郎」をパワポ化した際に作った箇条書きです。
提案資料を作りたい場合は上記を例に、
・結論
・問題提起
・解決策
・安心、信頼
・行動
の5ステップに分けてパターン化します。
次に、各ステップでどんなことを伝えたいかを箇条書きにしていきます。
この箇条書きの一つひとつが、スライドを作るときの「一枚一枚のメッセージ」になるのです。
この作業を行ってからパワポに落とし込んでいくことで、スライドで伝えたいメッセージが明確になり、「何が言いたいか分からない」状態を避けられます。
一番手をつけやすいやり方は、一度考えたことをWordに箇条書きする方法です。これによって、負担も少なく頭の整理をすることができるはずです。
見た目だけでなく、まずはよりよい中身から作り上げ、良いプレゼンテーションを行っていきましょう!
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パワポを体裁良く見せようと、素材サイトからダウンロードしたテンプレートを探すこともあるでしょう。しかし素材や飾りから入ることは非常にナンセンス。
パワポの理想の完成形は、「見た目」も「中身」もいいことです。パワポ作りの初心者は、まず「見た目は悪いが中身が良い」完成形を目指すことをオススメします。
装飾がきれいだったりかわいいアイコンを使ったりしていると、作った気分になるもの。そうすると、「おしゃれだけど何が言いたいんだ?」と突っ込みたくなる、何も目的の果たせないパワポに成り下がってしまいます。