目次
- 「睡眠タイプ簡易チェック」で、自分自身の睡眠の質を知る
- 睡眠タイプ別の特徴と対処法を知り、慢性的な悩みを解決!
2020.12.24
人生の多くを占める睡眠。質の良い睡眠は、質の良い人生につながるといっても過言ではありません。
Schooの授業『5つのタイプ別「睡眠のテクニック」 -睡眠が変われば人生が変わる-』では、脳科学やビジネスの分野でも重要視される睡眠について学び、ベストパフォーマンスを発揮するテクニックを身に着けます。
講師は、帝人株式会社の睡眠改善インストラクターである出井丈也先生。人生の質を上げるための睡眠力を向上させる方法とは? 睡眠の方法を変えれば、あなたの人生がガラリと変わるかもしれません。
本記事では、出井先生が行った「5つの睡眠タイプ」の簡易チェックについて、詳しくお伝えします。
●生活リズム不調型
平日は睡眠時間に対する優先度が低い、土日はたっぷり朝寝坊する、といった方がこのタイプ。休日の朝寝坊で、身体が時差ぼけ状態になってしまいます。
出井先生は、休日の過ごし方のチェンジを提案。
①休日もいつもと同じ時間に起きる
②起きたら朝日を浴びる
③朝食を食べて、少し体を動かす
④その後、眠気が出てきたら11時からお昼過ぎまでに仮眠をとる
「良い二度寝は、平日の睡眠不足を補う効果がある」と出井先生は説明します。
●睡眠効率低下型
ベッド以外の方がよく眠れる、昔より早く目が覚めてしまう、ベッドでスマホや読書をする、といった方です。ベッドに入っている時間と実際に眠っている時間の差が大きく不眠傾向になっているため、睡眠の質をチェンジしましょう。
具体的には、「眠くなるまで寝床に入らない」「寝られない時は寝床から離れる」と癖付けることで、寝床に入れば自然とリラックスして眠れるようになります。
●緊張型
疲れているのになかなか眠れない、心配性でストレスを感じやすい方がこのタイプ。あれこれ考えて眠るモードへの切替えベタになっているため、眠る前の行動をチェンジしましょう!
リラックスするためには、寝る前に体温を上げておくことが快眠のカギ。就寝1~2時間前の軽い運動や入浴をして体を温めておきましょう。人は眠る前に体温が下がる特性があり、運動や入浴で上がった体温が下がるタイミングが合えば、スムーズに眠りに入れるというわけです。
●SAS(睡眠時無呼吸症候群)疑い
強いいびき、夜中にトイレに行く回数が多い、歯ぎしりをする、寝汗が多い、起床時の頭痛、日中の強い眠気……。こんな症状は「SAS疑い」で要注意。
SAS疑いの場合、医師による診断と治療が必要となります。SASのための専門サイトで詳しく案内があるため、不安な方は迷わずチェックしましょう。
文=田中ラン
Schooの授業『5つのタイプ別「睡眠のテクニック」 -睡眠が変われば人生が変わる-』。本記事では「5つの睡眠タイプ」別簡易チェックと対処法について解説してきました。より良い眠りに誘う「リセット呼吸術」の方法は、実際の放送をご確認ください。
『5つのタイプ別「睡眠のテクニック」 -睡眠が変われば人生が変わる-』http://schoo.jp/class/5912/room
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それでは早速、睡眠タイプを調べていきましょう。下記で当てはまるものをチェックしてください。
A. ストレスが溜まっていると感じる
B. 寝てはいけない時に耐えがたい眠気に襲われる時がある
C. ベッドに入ってからも仕事のことや心配事を考えてしまう
D. 夜中何度も目が覚めてしまう
E. 毎晩大きないびきをかいていると思う
F. 眠りが浅くて眠った気がしない
G. 寝不足は休日に解消するのがいいと思う
H. 睡眠中に呼吸が止まっていたと指摘されたことがある
簡易チェックの判定です。当てはまった英字によって、睡眠の質が分かります。
BかGのどちから該当…「生活リズム不調型」
DかFのどちらか該当…「睡眠効率低下型」
AかCのどちから該当…「緊張型」
B、E、Hのうち2つ以上が該当…「SAS疑い」
これに当てはまらない方…「良好型」
次の項目で、タイプ別の特徴と対処法を説明していきます。