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2022.01.07

column

1文を短く、入れる情報は1つだけ! プレゼン内容を相手に伝えるコツ

1文を短く、入れる情報は1つだけ! プレゼン内容を相手に伝えるコツ
動画:「どんな相手にも伝わるプレゼンのコツ」より

新商品の開発時や、自社サービスを他社に薦める際、必ずおこなうプレゼン。ただ、伝えたいことが相手に伝わらず、苦手に感じるビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。

また昨今は、オンラインでプレゼンを行う機会や録画納品が増え、ますます高度なプレゼンテクニックが必要になったように感じます。そのテクニックを人材育成の場で伝えていくのは、非常に難しいものです。
授業『どんな相手にも伝わるプレゼンのコツ』では、プレゼンを上達させるテクニックや本番で意識するポイントが数多く紹介されます。

講師を務めるのは元NHKキャスターで株式会社メリディアンプロモーション・代表取締役の牛窪万里子先生です。自分のプレゼン内容がなぜ相手に伝わらないのか。どうすれば伝わりやすいプレゼンができるのか。その答えはきっと本授業から学べることでしょう。

担当の先生

牛窪 万里子 先生

元NHKキャスター(株)メリディアンプロモーション代表取締役

目次

  • プレゼンが苦手な要因・相手に伝わらない要因を考えよう
  • プレゼンは事前の準備が大事!
  • 1文に1情報を意識しよう!

 

 

プレゼンが苦手な要因・相手に伝わらない要因を考えよう

牛窪先生のプレゼン上達テクニックを学ぶ前に知っておくべきなのは、プレゼンがうまくいかない要因です。「なぜ自分はプレゼンが苦手なのか」や「なぜ相手に伝わらないのか」を明確にすると、授業内で紹介される上達テクニックへの理解度が深まるはず。

 

その上で先生が触れたのは、プレゼンが苦手な人が抱える悩みについてでした。いままで数多くの生徒に教えてきた先生の経験上、彼らは以下のような悩みを抱えていることが多いと語ります。

 

 

なかでも多く見受けられるのは「資料が多くなり、伝える内容が増えてしまう」や「時間がオーバーしてしまう」といった悩みだそうです。他にも受講生からは「極度に緊張してしまう」「スライド頼りの話し方になってしまう」といった声があがりました。

 

まずはこの中で、自分と同じ悩みがないかを探してみましょう。授業ではこれらの悩みをベースに上達テクニックが紹介されていきます。

 


プレゼンは事前の準備が大事!

先生はまず、プレゼンの準備段階の重要性について語ります。よく「ビジネスの成功は事前の準備が行き届いているかにかかっている」という言葉を耳にしますが、プレゼンにおいても同じことが言えるそうです。では、プレゼンに関してどんな準備をすれば良いのでしょうか。先生が示したのは以下の4つでした。

 

 

まず挙げられたのは“リハーサルでイメージを持つこと”でした。先生曰く「本番を想定した中身の濃いリハーサルが望ましい」とのこと。多くの場合、資料や作成した原稿を黙読するだけになりがちです。しかしこれではリハーサルとは違う雰囲気を本番で感じ、緊張度が増すかもしれません。緊張を少しでも緩和させるためにも、本番と同じような雰囲気で、かつ原稿も声に出して読んでみると良いそうです。

 

また“オープニングのウォーミングアップ”とは、「参加者からの共感を得られるオープニングをあらかじめ決めておく」という意味です。先生曰く、参加者がプレゼンを受け入れる態勢を取ってくれるかどうかは、オープニングで参加者から共感を引き出せるかにかかっているとのこと。オープニングで共感を引き出せれば、プレゼンの導入部分は成功と言えるでしょう。

 

ちなみに、先生は素直に「私もいま、緊張している」と参加者に伝えて共感を引き出しているそうです。なぜなら、講演会やプレゼンに参加している人も緊張しているから。プレゼンが始まっても緊張がほぐれないときは、あえて「自分も皆さんと同じような状態です」と伝えみても良いかもしれませんね。

 

他にも“伝える内容に情熱やワクワク感を持つ”や、“参加者にメリットをもたらすプレゼン内容か確認する”といった要素が挙げられました。「これらの準備をしっかりして初めて、本番で使うテクニックが活きてくる」と先生は語ります。

 


1文に1情報を意識しよう!

ここから先生は、本番で使えるテクニックについて説明します。まず挙げられたのは「1文に1情報」というものでした。「これはプレゼン資料の文が長くなりがちな人、準備段階で話がまとまらない人におすすめ」と先生は語ります。

 

 

上のスライドには、1文に多くの情報が入ってしまっている悪い例が書かれています。確かに文章には句読点が一切なく、情報が整理されていません。伝えたいことを理解するまでに何度も読み返してしまうでしょう。

 

では、実際にこの文章を「1文に1情報」を意識して再考してみます。まず先生は、文章から以下のような3つの情報を抽出しました。

 

・千葉さんと私は中学校のときからの親友
・千葉さんはいま若い人たちに人気のジャズ歌手になっている
・千葉さんとジャズとの出会いは両親からプレゼントされた1枚のジャズアルバム

 

これらが、上の文章で伝えたかった情報です。次に先生は、抽出した3つの情報を伝わりやすい順番に並び替えます。実際に並び替えられた文章がこちら。

 

 

さきほどの文章よりも、1文が短くなり読みやすくなったのがわかります。ちなみにこのテクニックは、口頭で情報を伝える場合にも活用可能です。「1文を短く区切って話すことで、相手に情報を整理する時間を与えられ、理解度も増す」と先生は語ります。

 

授業内では、他にも「伝わりやすい話の構成の立て方」、「テンポ・間・強調の活用」、「シチュエーションに合わせたプレゼン方法」、「五感を活かした伝え方」についても語られます。プレゼンに対する苦手意識を少しでも克服したい人は、ぜひ授業動画を最後まで視聴してみてください!

 

文=トヤカン

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
『『どんな相手にも伝わるプレゼンのコツ』―これから求められるデジタルコミュニケーション力・第4回―』

 

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