目次
- 自分の力で生きるために役立つマインドマップ
- 知識が身につく読書術とSWOT分析
2020.02.12
論理的思考力なくして情報を正しく生かすことはできない。
本授業は、「マインドマップの学校」代表であり、株式会社ヒューマン・リスペクト代表取締役の塚原美樹先生が、「学び方を学ぶ」という大きなテーマをもとにマインドマップやフレームワークの活用術を解説します。学び方すべてに通じる、根本的な悩みを解決する授業です。
シリーズ第1回目では、なぜマインドマップやフレームワークが必要なのかを、私たちに求められる力が何か紐解きながら確認しました。そのうえで、多くの人にとって学ぶアクションのひとつとなる読書を例に挙げ、SWOT分析を手法に取りながらマインドマップの活用法を実践します。
ここでは、授業でとりあげたポイントのなかから一部を紹介します。
授業後半では、読書という行為を通じてフレームワークをマインドマップに役立てる方法を実践します。そのために解説されるのは、読書をストレスフルなタスクと考えるのではなく、自然な学習方法として受け入れるためのポイントです。
そのうえで、SWOT分析とはどういった考え方なのかを説明し、それをマインドマップに立ち上げた図と共に思考法のポイントを確認していきます。
SWOT分析は経営戦略を考えるときの基本の思考法です。たとえばビジネス誌や書籍に登場する企業をこのSWOT分析にあてはめながらマインドマップをまとめると、生きた知識を得る方法を学べると塚原先生は説きます。。
SWOT分析はあくまで方法のひとつであり、すべてに対してあてはめる必要はありません。SWOT分析が適切でない場合は、読書内容をマインドマップにまとめるだけでも構いません。
書籍内容の構造を把握しながら、自分が何を考えたかを可視化させていくことが、身につく学習方法を習慣化させることの第一歩です。
授業の動画では、塚原先生から受講者におすすめの書籍紹介をはじめ、限定Facebookグループへの招待など、さらに学習を深めたい人に適した情報も紹介されています。すべての学習に通じる「学び方」を深めたい方は、ぜひチェックしてみてください。
この記事は「アウトプットを鍛える可視化力「SWOT」と、「PEST」「3C」の関係をマインドマップで紐解く」シリーズの第一回放送分の内容となります。気になった方は、他の回のぜひご覧ください!
文=宿木雪樹
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本授業では、マインドマップを使った社会情勢やニューストレンドの紐解き方を学んでいきます。そもそも、マインドマップはなぜ私たちに必要なのでしょうか?
私たちが自分の力で生きていくためには、社会で起こることを正しく判断し、情報を取捨選択しなければなりません。そうした力をつけるために、学ぶこと以前の「学び方を学ぶ」ことから始め、教養を身に着ける必要があります。
情報社会に生きる私たちにとって、情報を得た状態は決して“博識”ではないと塚原先生は解説します。その情報からどんなことを発見し、どう活かすが大切であり、そのスキルを培うためには論理的思考力が求められます。
マインドマップはそうしたスキルのベースとなる、「脳に自然な学習」をサポートする方法です。