目次
- お金は持っているだけだと価値が下がる──。投資を始めないリスク
- 高い?低い?投資用ローンを組むための最低年収ラインは500万円
- 日経平均株価は「景気のシグナル」──。基礎から学び直す経済用語
2023.03.29
みなさんは「投資」についてどんなイメージを持っていますか。「興味はあるけど、損をするかも……」と手をこまねいている人も少なくないのでは?しかし、それは逆にリスクを呼んでいるのかもしれません。
少しでも投資に興味を持っている方は、この記事を通して投資の法則や基本的な知識を一緒に学んでいきましょう!
投資用のローンを組むには、一体いくらの年収が必要なのか、みなさんはご存じでしょうか。
実はそのライン、案外高くはありません。投資用ローンは、決して手が届かない世界の話ではないのです。 ずばり、投資用ローンを組むための年収ラインは「500万円」。
年収500万円未満の方は投資用のローンは組めません。ただし、住む用の住宅ローンは組むことができると言います。一方、年収500万円以上の方は投資用・住む用両方のローンを組むことができます。
また、「勤続2年以上」も重要な点。例え年収が1,000万円でも、勤続半年では社会的信用はないとみなされてしまうのです。2年間働いて税金を納め積み立てた社会的信用が、大きな金額で不動産のローンを組むことを可能にしてくれるということです。
不動産投資を始めるなら、「早ければ早いほど良い」です。住む用の不動産はケースバイケースで、大企業に1年ほど勤務していればローンが組めるそう。一方、投資用の不動産は25歳以上がマスト。24歳以下では条件が悪くなってしまいます。
年齢上限に関しては、「おそらく50代の方は不可能で、40代がギリギリ」とのこと。35年ローンが基本となるため、日本人の平均寿命に合わせて年数が逆算されるためです。10年ローンなど悪い条件であれば60代でも可能ですが、あまりオススメではありません。
ハードルが高いと思い込みがちな「不動産投資」の世界。しかし、正しい知識さえ身につければ、意外と簡単に始められるかもしれません。
「投資」を始めたい方にとって、一つの指標にもなるのが、「日経平均株価」です。日経平均株価は「景気のシグナル」とも言われており、この株価の変化を日々しっかりと追い続けることも大切になります。
「日経平均株価」とは、日本経済新聞社が決めている日本の株式市場の代表的な株価指標の一つです。日経平均株価に選ばれている会社は全部で225社で、これらは東証一部上場企業の中から選ばれています。そして、その225社は年に1度変わるようになっていますが、実際は数社しか変わらないのです。
では、果たしてこの日経平均株価に選ばれると何がすごいのか。日経平均株価に選ばれると、「信用度」が高まります。そうなると何が良いかというと、投資信託の商品の中に組み込まれるのです。そして株の売買が活発になり、株主が増え、特定の人の影響度が薄まるので株価が安定します。
知っているようで意外と知らない「株価」。経済の基本を学び、日々の生活に取り入れていきましょう。 「これから投資を始めたいけど、損しそうで怖い...」という方はぜひ、ここでご紹介した内容を参考に、投資の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
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投資をしないことがなぜリスクになるのでしょうか。おにぎりの価格の推移からも知ることができます。
1940年頃、おにぎりはひとつ、たったの「5銭」で売られていました。現在、おにぎりはひとつ100円程度で販売されていますが、物価は1940年から現代にかけて2000倍に膨れ上がったことになります。
つまり、今手元にあるお金もただ「持っている」だけではどんどん価値が下がっていく傾向にあるということ。これが、投資をしないリスクなのです。
「株式投資は損をする可能性がある」も事実ですが、持っているだけでも損をする可能性にも正しく目を向けるべきです。記事内では、比較的ノーリスク・ハイリターンな投資方法と言われているつみたてNISAについても解説しています。これから投資を検討している方にとっておすすめの記事です。