目次
- 職場のイヤな人間関係は「いい感じの自分」を作ることで解消できる！
- 「いい感じ」なグッドバイブスで、最高のパフォーマンスを発揮！
- 「頭ごなしの決めつけ」がグッドバイブスを遠ざける
2021.09.12
職場の嫌な人間関係を解決する、「グッドバイブス」とは？
仕事に大きく影響する、職場での人間関係。皆さんは、人間関係に不満や不安を抱えていますか？ 相手の言動を変えることはできませんが、気持ちのいい関係を築いて“ご機嫌な仕事”をする方法を学びましょう！
Schooの授業『グッドバイブス -ご機嫌な仕事術-』では、仕事をご機嫌にするメソッド「グッドバイブス」を伝道する倉園佳三先生を講師に迎え、職場の人間関係にまつわる悩みを解消する方法をレクチャー。
上司の叱責、同僚の心ない発言、チームの仕事の進め方に抱く違和感など、日々モヤモヤを抱えて仕事をしている方は必見です！本記事では、「グッドバイブスとはどういうことか」を詳しく解説します。
職場のイヤな人間関係は「いい感じの自分」を作ることで解消できる！
「いい感じ」なグッドバイブスで、最高のパフォーマンスを発揮！
人には2種類の面があります。「傷つきやすい自分」と「傷つかない自分」です。生まれたての赤ん坊の心が傷つかないように、「本来の人間はそれなりの強さを持っていた」と倉園さん。そこからいろんな経験を経ることで、傷つくことが増えていきます。
グッドバイブスとは、さまざまな人生経験やスキルを得た状態のまま、中身のコアな部分だけ本来の生まれたての自分に戻すこと。「いい感じ」がグッドバイブスの日本語訳ですが、いい感じな状態は、精神的に弱ってもおらず、周りに起きていることに影響もされず、平安な心を保っていられます。
倉園先生は「グッドバイブスな状態でいられれば、仕事で最高なパフォーマンスを発揮できる」と断言。
グッドバイブスを操るカギは、「出来事や他人のことを『どんな風に認識するか』」。これは、心の内側の問題です。外側に要因があると認識した瞬間に「運任せ」となりますが、モノの見方、認識の仕方を変えることで、いい感じ＝グッドバイブスな状態を自ら作り出すことができます。
「頭ごなしの決めつけ」がグッドバイブスを遠ざける
初対面の人と会った時に「こういう人だろうな」と、瞬時に判断してしまう時はありませんか？ それは、「その人を見ているのではなくて、過去の経験で判断しているだけで、『過去を見ている』」と倉園先生は分析します。
「あの人は過去に失敗したから仕事をお願いしたくない」「この人は怖そうだから話したくない」と、頭ごなしに決めつけることによって、モノを見る習慣からどんどん離れてしまいます。すると、細かな差に気づける“五感の解像度”が低下。
「過去に失敗した」というイメージのある人は、その失敗から学んで成長しているかもしれません。それなのに、頭ごなしの決めつけによって、ネガティブな印象が拭えず、仕事に支障が出てしまう……。「グッドバイブス」を遠ざけているのは、自分自身であると分かりますよね。
さらに倉園先生は、頭ごなしの決めつけは、「誰にでもある感情」であると指摘。大人である私たちは過去の経験によって物事を判断します。「誰にでもある」ことを認識して、相手への見方を変えれば、グッドバイブスな仕事環境を作れるはずです。
授業では、「私たちはイリュージョンを見ている」と題し、倉園先生がある問いを出します。ひとつの林檎を手にし、「あなたに見えているものは何ですか？ 目に入っているものは何か、と考えてください」と聞きます。その意図と、グッドバイブスの関係性は何でしょう？ 実際の授業でご確認ください。
いい感じなご機嫌気分＝グッドバイブスにするのは、外の要因ではなく自分の心の持ちよう次第。固定概念や過去の印象に捕らわれて苦しむのは今日でおしまい。グッドバイブスな考え方で、仕事の成果を120％発揮していきましょう！
文＝田中ラン
- 今回取り上げたSchooの授業はこちら！
- 『グッドバイブス -ご機嫌な仕事術-』
今日の生放送
悩んだり苦しくなったりする要因は、外にありますか？ それとも、中にありますか？ 外にある場合、「運任せ」なところがあり、逃げる、やめる、といった方法を取るほかないように感じます。しかし、そういった「逃げる、やめる、の選択ではない対処法」として考えられたのが、倉園先生のグッドバイブスという考え方です。