目次
- 田中秀臣先生に、「経済」のことを質問しよう!
- 話題の〇〇で理解する、わかりやすい経済のはなし(第一回)
- 田中秀臣の最新経済ニュース(第一回
2019.12.29
10月1日からの消費税引き上げや軽減税率の導入など、2019年は日本の経済が大きく動いた1年でした。ジェットコースターのように動く日本経済について見聞きするなかで「消費増税はなんのため?」「老後資金にはいくらの蓄えが必要?」など、さまざまな疑問や不安を抱いている人も少なくないはず。
そこで、今回は自分たちの暮らしに密接する経済学について学べる、経済学者・田中秀臣先生の授業を紹介します。株の動向から漫画やアニメなどのサブカルチャーまで、“経済に関するあれこれ”を幅広く学べる講義をまとめました。
次の3つのうち、経済に関わるものはどれだと思いますか。
1.犯罪 2.アイドル活動 3.便座の上げ下げ
上記はどれも経済とはかけ離れたものに感じますが、実はすべて経済に関係しているもの(詳しい解説は授業をご覧ください)。授業冒頭で田中秀臣先生は「『経済』は人間の行動動機を解き明かす学問」と語り、受講生をまったく新しい経済の世界に引き込んでいきます。
授業は受講生から寄せられたリアルな疑問に田中先生が答えるかたちで進められ、質問テーマは①経済全般のこと ②サブカルチャーのこと ③自由質問と多岐にわたります。質問内容は「アイドルが日本経済を支えているんですか?」や「低所得者は生きてはいけない?」など。一見経済とは関係のないような質問にも、経済学者視点の丁寧な解説を受けられます。“明日だれかに教えたくなる経済の話”がたっぷり詰まった1時間です。
2017年9月から2018年8月まで、毎月の話題となったニュースを軸に受講生と田中先生が共に議論していく本授業。前半はニュースの読み解き、後半は受講生から投稿されたニューステーマについて経済学者観点から即興で解説を受けられます。
第一回のテーマは「消費増税の再引き上げは本当に正しいのか?」。消費税導入から増税までの流れや日本経済低迷に与える影響など、日本経済における消費税の在り方を分かりやすく学べます。
常に政治への問題意識を持ち、政治動向に気をかけること。
ビッグイベント後、うまく金融政策をした国は経済が悪化しない
「今月のニュース×経済学」と「ブラック田中先生の『体育館裏に来いっ!』」から構成される本授業は、経済動向を紐解きながら世界・国・企業・人々の事情を学んでいけるもの。新シリーズからはこれまでプレミア生放送で配信されていた「体育館裏に来いっ!」も無料で見られるようになりました。“ブラック田中先生”が繰り広げる、モノ申したい人への軽快なぶっちゃけトークに注目です。
第一回(2018年9月号)のトピックは「消費税と財政危機」。緊縮政策と刺激政策の違いから消費増税と内閣支持率の関係性まで、幅広いテーマについてスライドを交えながら学んでいきます。はたして、消費増税よりも内閣支持率に影響を及ぼす要素とは一体……? 授業後半では、受講生から寄せられたさまざまな質問に田中先生が回答。ユニークな質問も飛び出し、経済をより身近に感じられる質疑応答タイムになっています。
現在は、失われた20年よりはいいが1980年代に比べると悪い。
げんざいの投資が未来を創る!
なんと財政危機は50年も言われ続けてきた…。
「田中秀臣の最新経済ニュース」次回は2020年2月号を2月6日(木)に予定しています。(21:00~22:00)
東京オリンピックに向けて、経済の大きな動きが予想される2020年。お正月から田中先生の授業に触れて、経済ニュースに関する感度を高めていきましょう。
一見難しそうに感じる経済分野の授業ですが、日々の小さな積み重ねによって自然と知識は蓄積されていきます。毎月の授業やニュースにアンテナを張って、自分たちの暮らしや未来にも関係する「経済を見る力」を養っていきましょう。
文=山本杏奈
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これからも自分の頭でしっかりと考えていきたいですね。周囲の人たちとも話題にします!ありがとうございました。