目次
- どんな仕事でも通じる!リーダーが持つべきコーチング・スキル
- 引っ張るだけではダメ!現代社会に求められるコーチング型リーダーとは
- 自己と対話し自己を知る1時間—コーチングに基づいた自己対話術
2020.01.29
どんなに小さな組織やチームにも“リーダー”はいるもの。彼らリーダーの存在と、それを支え共に同じ目標へと進むメンバーがいて初めて組織やチームが成り立つのです。
しかし近年は、求められるリーダー像というのが少しずつ変化しており、一昔前まで主流だった「人の前に立ち、皆を引っ張るリーダー」では、組織やチームが成り立ちづらくなってしまいました。
「部下がついてこない」「メンバーとのコミュニケーションがうまく取れない」など、悩みを抱えているリーダーは多いはず。
ここでは「令和に求められるリーダー像」に近づくため、時代に合ったコーチング術が学べる授業を紹介しています。
株式会社コーチ・エィのエグゼクティブリーダー兼、国際コーチ連盟マスター認定コーチである本間達哉先生から「リーダーに求められるコーチング・スキル」を全3回の授業で学びます。
第1回目は「コーチングの基本」と「信頼関係構築の重要性」がテーマです。 仕事において、部下の成長と成果出しを両立しながら、目標へと導き支援するのはとても難しいこと。決して「なんとなく」で達成できるほど容易ではありません。
そのうえで、本間先生が授業内で大事だと強く語るのは「コーチング・スキルが活用できるのは、構築された信頼関係がベースにあってこそ」という点。
ある病院の看護師離職率を低下させた実績まで持つコーチング・スキルの基本と信頼関係の構築方法とは?
現代に求められるリーダーとしてのコーチングの基礎を学ぶにはうってつけの1時間です。
現代の組織、チームで成果を上げるにはどのようなリーダー像が求められるのでしょうか。この授業でも講師を務める本間達哉先生が推奨するのは「コーチ型リーダー」。
組織やチームにおける従来のリーダーは「がむしゃらに引っ張る」といったイメージを持たれがちです。しかしそれでは「メンバーの主体性やモチベーションの低下につながる」と本間先生は語ります。対して「“実感値”を高める」に重きをおいたコーチング型リーダーは「主体性やモチベーションの向上につながり、成果も上げやすい」とのこと。その“実感値”とは一体?
「部下の主体性を高めたいけどやり方がわからない……」「コーチングが上手くいっていないような気がする……」などの悩みを持っている人にとっては、自身の組織としてのリーダー像を見直すきっかけになるでしょう。
なんでもいいから教えて、ではなく、目的や対象を明確にすることが大切なんですね
お互いが見ている世界を共有する
フィードバックをもらう。相手がどう感じているかを常に考える。
空気を読む。余計な雰囲気を感じ取る。周りの考えや意見に流される。
日々の生活の中で身についてしまった無意識の行動は、時として自己の考えや気持ちを見失わせる原因にもなりうるもの。
米国CTI認定コーチ・慶應義塾大学SFC研究所上席所員である長井雅史先生を講師に迎えたこの授業では、そんな生活から一旦距離を置き、自己の思いや考えを見つめなおし心に余白を作ることが学べます。
ベースとなるのは“対話”を通してプロセスを支援するコーチングの考え方。
長井先生は「コーチングの考え方を基に自己対話を行うことで、本当に自分が大事にしたいことや生き方が見えてくる」と語ります。
「自己の生き方、働き方に疑問がある」「なにを大事にして生きているのかわからない」といった悩みに向き合える機会は多くありません。授業内で流れるBGMと長井先生のヒーリングボイスを聴きながら、一度自己をコーチングしてみましょう。
コーチング・スキルは、チームや組織の成長だけではなく自己成長まで促せるため大変便利なものです。
今様々なハラスメントが問題される昨今、喝を入れてぐいぐい引っ張るリーダー像は時代錯誤かもしれません。ぜひ今回紹介した授業を参考に、現代に求められる新たなコーチング術を身につけてください!
文=トヤカン
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