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2022.07.14

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できる人は、1日の中で「本気モードの30分」を取り入れる

できる人は、1日の中で「本気モードの30分」を取り入れる

どんな仕事でも求められる「タイムマネジメント」。時間を有効に使えれば、心に余裕が生まれ、仕事の質も格段に向上します。

しかし、いつもギリギリにならないと行動できない、早くから行動すればよかった! と後悔しているあなたへ、目標実現の専門家・メンタルコーチの大平信孝氏が、タイムマネジメントのコツを解説します。
※この記事は、『「すぐやる人」になるコツ-意思が弱くても行動できる-』を再編集しています。

目次

  • 時間割を作る
  • 15分単位で時間を区切る
  • 本気の30分

 

 

作業を効率化!「タイムマネジメント」3つのコツ

1.時間割を作る

 

 

まず一つ目は、一日の「時間割」を作ることです。

 

就業前はランニング、午前中は企画書を作成、午後は打合せやコミュニケーションをとる時間にしよう……など、綿密な時間割ではなく、ラフなものでOK。仮で何をするか決めることで、効率の度合いが変わります。

 

“良い習慣”に囲まれていると時間のクオリティは上がります。時間割の中で、あなたが取り入れたい“良い習慣”を入れれば、一日の充実度もアップします。図のように、「ランニング」「事務処理」など、これから習慣化したいものを入れておくのも良さそうです。

 

2.15分単位で時間を区切る

 

 

集中したい人、仕事にメリハリをつけたい人におすすめなのが、この方法。15分単位でタイマーをセットして、その時間内に終わらせたい仕事に集中して取り組みます。タイマーを使えば緊張度が高まり、ある意味ゲーム感覚で取り組めるのもポイント。

 

仕事は与えられた時間いっぱいまで膨張するという法則があります。15分でできる仕事も30分の時間があると、結果的に30分かかってしまいます。やらなければいけないことがあると分かっているのにダラダラしてしまいがち、という方こそ試していただきたいコツです。

 

 

3.本気の30分

 

 

アスリートが本番のパフォーマンスで驚異的な能力を発揮するように、1日の1~2回に「本気の30分」を作ります。昨日の疲れが抜けないまま起床して、なんとなく一日が過ぎてしまう、ということもありますが、時間のメリハリをつけておくことが重要。

 

締切直前まで手がつけられない人にありがちな言い訳が、「本気を出せばすごい」。しかし、「本気モードをちょくちょく出しておくことで、いざというときも本気が出しやすくなるのです。1日中ずっと本気モードは難しいですが、集中しやすいプライムタイムを把握して、本気の30分を取り入れてみましょう。

 

本気モードを出すのは、単純作業ではなく、先延ばししがちな「緊急ではないけど重要な仕事」にすると、仕事の効果も上がってくるはずです。

 

これまでにご紹介したコツの全てを取り入れる必要はありません。今の自分に合うと思ったコツを取り入れて、日々の業務スタイルを変革していきましょう!

 

 

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