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2021.09.26

Column

英語力アップにつながること間違いなし!「自動翻訳」を使いこなすコツを身につける

英語力アップにつながること間違いなし!「自動翻訳」を使いこなすコツを身につける

仕事で英語を使う機会がなくても今後に向けて学びたい、学ぶ意欲はあるけど時間が取れないという人、注目! 英語を勉強するのではなく、「自動翻訳」というテクノロジーを使って英語力を身につけませんか。

Schooの授業『グローバル時代の新・英語術——自動翻訳を最大限に活用するには』第2回のテーマは、『英語力アップのための自動翻訳を使いこなすコツ』。立教大学 異文化コミュニケーション学部 教授の山田優先生が講師となり、自動翻訳を使いこなすために、具体的にどのような知識やスキルを身に付ける必要があるのかレクチャーします。

目次

  • 機械翻訳を使いこなすコツの基本をおさらい!「モダリティ」ってなに?
  • 「プリエディット」のコツを掴めば、ネイティブ並みの英語習得も夢じゃない!

 

 

機械翻訳を使いこなすコツの基本をおさらい!「モダリティ」ってなに?

 

 

まずは、「基礎編」となる第1回のおさらいです。文章は「命題」と「モダリティ」から構成されており、命題は「何が言われているか(上図の『山田さんが大学に来た』)」、モダリティは「命題をどのように伝えているか(上図の『かもしれないね』)」を表します。

 

現在の機械翻訳は、このモダリティ部分を翻訳する精度が高まっているので、中高英語では習わなかった「ネイティブらしい英語表現」を、機械翻訳を通して学ぶことができるわけです。

 

 

 

機械翻訳がモダリティも翻訳できるほど精度が上がったとはいえ、機械翻訳を通して正しい英語を習得するには、ちょっとしたテクニックが必要です。

 

それは、自動翻訳前の「プリエディット」。機械が訳しやすくなるように、日本語を書き直すことです。今回の実践編では、プリエディットのコツを教えていただきます。

 


「プリエディット」のコツを掴めば、ネイティブ並みの英語習得も夢じゃない!

それでは、プリエディットのコツを深掘りしていきましょう。

 

●1文を短くシンプルに

 

「すべての文に命題とモダリティは出てくるので、ひとつの文章に命題はひとつにすべき」と、山田先生。日本人でよくありがちなのが、接続詞の「が」の多用。これは、機械翻訳の妨げになりやすいです。

 

 

 

●係り受け

 

次のコツは、「かっこいい先生の自転車」「かわいいハンバーガーを食べる少女」など、形容詞がどちらに係っているかあいまいな文章を解消することです。

 

●「ご飯を食べる」

 

ご飯を食べる、自転車に空気を入れる……など、「なんとなく」通じてしまう日本語に、具体性を持たせます。夕飯を食べる、自転車のタイヤに空気を入れる、とすれば、正確に翻訳されることは想像がつきますよね。

 

機械学習では、「このように訳されたことが多い」という蓄積があります。そのため、単語を補足する単語が多くなれば、翻訳の質が高まることがあります。

 

 

 

●「~なります」

 

飲食店やビジネスシーンで言ってしまいがちな「牛丼になります」「資料になります」といった「~なります」も、誤訳の可能性が高くなる言葉です。上図を見ても、「It will be beef bowl.」は、本来の意図ではない英語だと分かりますよね。

 

これを回避するプリエディットは、「こちらが」と文頭に入れること。すると、「Here is the material.」のように、日本語とほぼ同じニュアンスになりました。

 

ここまで聞いて、あることに気づく方も多いのでは。自動翻訳のためのプリエディットをするのは、分かりやすい日本語を作ることと非常に相性がいいのです。機会が理解できる日本語を作る癖をつければ、日常会話もビジネストークも、より分かりやすく正確に伝わるかもしれません。

 

 

 

さらに授業では、山田先生が、プロも使っている翻訳ツールを紹介してくれました。「DeepL」「YarakuZen」など、耳慣れないこれらのツール。どんなときに使うのがいいでしょう?実際の授業をご覧ください。翻訳はいつもGoogleばかり……という方こそ、使い分けたときの感動が大きいはずですよ!

 

Schooの連載授業『グローバル時代の新・英語術——自動翻訳を最大限に活用するには』から、第2回となる『英語力アップのための自動翻訳を使いこなすコツ』を深掘りしてきました。

 

基礎編『英語は「習得」から「自動翻訳」の時代へ』と合わせてチェックすれば、自動翻訳の精度も上がりますし、英語学習の一助にもなるはず!英語学習の時間をなかなか作れないなら、日々の業務の合間に、自動翻訳を駆使して正しい英語を身につけてみてくださいね。

 

文=田中ラン

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
『英語力アップのための自動翻訳を使いこなすコツ』

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