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2020.07.17

Column

相手に「無意識」で好かれる“エッセンシャルテクニック”、3つのポイント

相手に「無意識」で好かれる“エッセンシャルテクニック”、3つのポイント

ビジネスシーンで、「人の心を読みたい」「本音を知りたい」と思うことはありませんか? 

そんな人に向けて、人の心の動きにフォーカスしたビジネス理論を教わるのが授業「ビジネスで使える賢い心理学」シリーズです。

講師は、日本マインドリーディング協会の理事で、『一瞬で印象を操る ズルい話し方』の著者である岸正龍(きし・せいりゅう)先生。今回は、シリーズ第2回目となる『相手から無条件の好意を引き出す法』の内容を抜粋して紹介します。

目次

  • 初対面の相手に「この人好き!」と思ってもらえるポイントは?
  • うなずくタイミングで会話にテンポを生み出す
  • 大切なのは、アイヅチのバリエーション
  • 「受容ワード」で「受け入れてくれる人」という印象を与える

 

 

初対面の相手に「この人好き!」と思ってもらえるポイントは?

 

初対面にも関わらず、なぜか「この人、好き!」「今度一緒に仕事してみたい」と思われる人と、「なんかこの人苦手……」「なんとなく合わないなあ」と思われる人がいます。誰だって相手からは好かれたいものですが、一体どうしたらいいのでしょうか?

 

大切なのは、相手の“無意識”に好かれることです。そのためには、話し方ではなく聞き方を意識すると効果的です。その方法が「エッセンシャルテクニック」。ポイントは次の3つです。

 

 

1.うなずき
2.アイヅチ
3.受容ワード

 


うなずくタイミングで会話にテンポを生み出す

 

一つめのポイントはうなずきです。前提として、人は話を聞いてもらうのが好きです。そのため相手がうなずいてくれると、「自分の話を聞いて承認してくれている」と無意識に感じるのです。

 

とはいえ、普段あまりうなずかない人が急に回数を増やすと、機械的に見えてしまいます。また、過剰なうなずきに話し手は焦ったり、本当に聞いてくれているのか不安になったりすることもあります。うなずく回数が過剰な人は、適度な回数を心がけてください。

 

大切なのは回数ではなく、うなずくタイミングです。話している相手が一文節話して、息継ぎをするタイミングでうなずく。そうすると話にテンポが生まれ、相手は話しやすいのでさらに話したくなります。逆にタイミングがずれると相手は話しづらくなります。相手をよく見て、相手のタイミングに合わせてうなずくように心がけましょう。

 

また、うなずき方にも注意が必要です。大事なのは、きちんと顎を下げてうなずくこと。中には、微妙に斜めに首を振ったり、顎を上げたりするクセがある人もいます。そうすると、話している方は非常に心がざわつくので、うなずき方にクセがある人は直しましょう。


大切なのは、アイヅチのバリエーション

 

うなずくタイミングがわかったら、次はアイヅチです。アイヅチは、うなずきに言葉をのせていくものです。

 

アイヅチで有名なのは、「さしすせそ」。「さすがですね」、「知らなかった」、「すごいですね」、「センスいいですね」、「そうなんですか?」の頭文字を取ったものです。キャバクラ嬢の間で「この言葉だけ言っておけば、また指名が取れる」と言われています。

 

このことからわかるのは、アイヅチには「バリエーションが必要」ということ。ずっと「はい」だけでは、相手は聞いてもらえている気がしないのです。

 

バリエーションがないと感じる人は、“は行”を意識することから始めてみましょう。“は行”のアイヅチとは、「はい」、「ふんふん」、「へー」、「ほほう」などです。このように、バリエーションを増やして話していくと、相手の無意識下に承認されたという感覚が蓄積していきます。

 

バリエーションを出すには練習が必要ですが、自分の中で使いやすいアイヅチがどのくらいあるか意識してみるといいでしょう。人と話している様子を録音して、自分がどのようなアイヅチを打っているか確認してみるのもいいですね。実際に聞いてみると、意外とバリエーションが少ないことに気がつくかもしれません。

 


「受容ワード」で「受け入れてくれる人」という印象を与える

 

三つ目は「受容ワード」です。これは、相手が言っていることを受け入れる、「そうだね」、「なるほど」、「わかります」といった言葉のことです。

 

例えば、相手が「大変なんだよ」と言った時に、「ああ、大変だよね…」と言ってあげると、相手は非常に受容された気分になります。逆に、「へー、そうなんですね」と言うと、突き放された気持ちになってしまいます。

 

また、気を付けたいのは「なんで?」という質問です。つい言いがちなワードですが、実は相手の話を切ること危険性があるのです。「なんで?」と聞いた瞬間、相手の無意識は「私に対してではない、自分の興味を出してきたな」と感じます。その結果「この人はあまり話を聞いてくれなかった」と思われる可能性があるので、初対面の大事な場面では言わない方が良いでしょう。

 

以上の三つが、相手の無意識化で「承認された」と思わせる方法です。しかし、これを常に意識しておかなければならないというわけではありません。

 

この三つをすべて完璧に行おうとすれば、聞き手には負荷がかかります。ですから、初対面で「この人に気に入られたい」と思う相手や、「今日はこの商談を決めたい」と思う重要なポイントで意識すると良いでしょう。

 

授業の終盤では「聞き手に回って、アイヅチだけで終わってしまっても好感度は上がっているの?」、「相手が全然話さない場合はどうすればいい?」など受講者の疑問に対する回答が行われました。これらの回答が気になった方は、ぜひ実際の授業をご覧ください。

 

『ビジネスで使える賢い心理学 第2回 相手から無条件の好意を引き出す法』http://schoo.jp/class/6360/room

 

同シリーズでは、他にも「マインドリーディングの効果」、「相手の無意識のボタンを知る」、「一瞬で自分の印象を操作する」といった授業もあります。気になった方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。

 

『ビジネスで使える賢い心理学 第1回 マインドリーディングの効果』http://schoo.jp/class/6341/room

 

『ビジネスで使える賢い心理学 第3回 相手の無意識のボタンを知る』http://schoo.jp/class/6567/room

 

『ビジネスで使える賢い心理学 第4回 一瞬で自分の印象を操作する』http://schoo.jp/class/6568/room

 

文=宿木雪樹

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