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2021.07.06

Column

市場価値が重要な時代に知っておくべき「自己分析の思考法」

市場価値が重要な時代に知っておくべき「自己分析の思考法」

転職・就職活動で必要不可欠な「自己分析」。どのように進めればいいかわからず途方に暮れている人はいませんか?

そんな人におすすめのSchooの授業が『自己実現に近づけるために、市場価値を高める意味と自己分析方法を学ぶ』。講師はリクルートキャリアでさまざまな業界の採用支援に関わったのち、ヘッドハンター・転職エージェントとして独立。現在はアクシス株式会社で代表取締役兼転職エージェントとして、月間40万人の読者を抱えるメディア「すべらない転職」やキャリアに特化したパーソナルトレーニングサービス「マジキャリ」など採用に関わるサービスを展開する末永雄大先生です。

目次

  • 現代は会社内価値ではなく市場価値が重要な時代
  • 市場価値は手段であって目的ではない
  • 市場価値を高めるために自己分析が重要な理由とは?

 

 

現代は会社内価値ではなく市場価値が重要な時代

 

 

まず先生から「市場価値を高めたい理由は何か」についてリアルタイム受講生に質問が投げかけられました。

 

・どこでも働いて生きていけるように必要
・今の業種だけにこだわらず、つぶしの聞く人材になりたい
・そもそも今の価値が、妥当かどうかがわからない

 

タイムラインに寄せられた上記のような意見に、思い当たる節のある方も多いのではないでしょうか。

 

さて、ここからいよいよ本題。まずは「市場価値とは何か?」という本質的なテーマから話はスタートします。

 

先生は市場価値と比較する概念として「会社内価値」を提示します。会社内価値とは、終身雇用や年功序列の精度が根強い環境で、出世コースに乗れるか、○○派閥に入っているから、花形部署だから安泰だといった点を気にする場合に重視される価値を指します。一方、市場価値はその企業を出ても広く評価される価値のこと。そして、会社内価値から市場価値が重視されるようにどんどん時代の趨勢は変化してきています。その背景には、終身雇用制の崩壊や、インターネットにより他業界・業種などの情報収集が容易になったこと、働き方に対する価値観の多様化などがあるでしょう。

 

 

 

こういった時代の流れを受けて、いざ転職しよう、副業をしようと思い立っても、実際自分に何ができるのかわからなくなってしまう方は少なくありません。

 

末永先生曰く、そこで重要になるのが市場価値なのです。

 


市場価値は手段であって目的ではない

ここで先生が勘違いしてほしくないこととして語るのが、“市場価値は自分が幸せに生きていくための手段であって目的ではない”ということ。先生は市場価値を“幸せを追求する際の選択権”と位置づけ、「成功と幸せは分けた方がいい」と話します。

 

 

 

キャリアアップなど成功は客観的な指標で測れるものですが、幸せはどこまでいっても主観的なもの。「幸せの形が多様化しているのが今の時代の変化なのかな」と先生。そのうえで、提案するのが20代はまず市場価値700万円という成功を目標にするということです。

 

それは、戦略を練って動かなければ容易ではありません。しかし一度達成できれば仮にどうしてもやりたいことがあって、年収を半減させてチャレンジしたとして、再度お金が必要になったときの担保となるかもしれません。だからこそ先生は市場価値700万円を一つの基準として提示するのです。

 

これまでは市場価値やキャリアアップという言葉は意識の高い人の間で使われていた自己啓発コンテンツだったかもしれません。しかし、先生は「全ビジネスパーソン市場価値時代」が到来することを予想します。価値観が多様化するからこそ、自分にあった生き方を選べるだけの「自由と柔軟性」の必要性が増します。市場価値はそのためのカギとなるでしょう。

 

ここで、安易な転職には抵抗感があるというリアルタイム受講生からのコメントが。先生も基本的には転職を目的とするのではなく。自分を幸せにする手段の一つと考えることをおすすめします。

 


市場価値を高めるために自己分析が重要な理由とは?

いよいよここからは「自己分析メソッド」へ話が進みます。自己分析が市場価値を高めるうえで重要な理由として、呼び出されたのが以下のスライド。

 

 

 

これからどういう仕事が求められていくのか、どういう業界が伸びていくのか、と気になっている方は多いでしょう。先生は「需要の高いマーケットの中で希少性の高い専門性を持ったスキルを獲得していれば市場価値は上がる」と断言します。

 

とはいえ「市場価値が上がるといわれるAIの専門家に今からなるのってあんまり現実的ではないですよね?」と末永先生。しかし、需要の多いポジションはそれだけではありません。「例えば」と挙げられたのが企業のマーケティングや人事組織、ファイナンス、システム開発などの課題に関するスキル。「あくまで一般論」と前置きしつつも先生は、これらの可能性を評価し、そこに「マネジメントスキル」を掛け合わせることでさらに専門性が高まっていくと話します。

 

ポジションを得た中でいかに定着・活躍できるかを左右するのが「競争優位の戦略」です。多くの人は有利なポジションを探すポジショニング戦略に目が行きがちですが、それが実行できるかは結局自身の特性によります。

 

 

 

「具体的に自己分析を進めるにはどうすればいいの?」と悩む人に先生が授けるのが以下の4つの価値観を言語化するというメソッドです。

 

Aやりがい
B苦痛
C得意
D苦手

 

A・Bは定着と、C・Dは活躍と関連しています。それを見出すために、それぞれについて、今までのキャリアを振り返り、次の経験をピックアップしてみましょう。

 

Aやりがいを感じたことや瞬間
B苦痛に感じたことや瞬間
C人よりもうまく対応できたと思うことや瞬間
Dどうしてもうまくできないことや瞬間

 

事実だけでなく、自身の解釈と感情もセットで思い出すのがポイントです。感情に対し理由まで深堀りすることが自身を深く知ることにつながります。

 

次のステップは、それぞれの出来事の要素分解と最優先事項の特定。例えば「Aやりがいを感じたことや瞬間」について営業職の方が考え、「難易度の高い提案が受注となり、大きな成果につながってうれしかった」という出来事が想起されたとします。そのなかでもどのプロセスにやりがいを感じたのかまで第2ステップで絞り込んでいきましょう。B~Dについても同様に解像度を高めていくことで、質の高い自己分析が行えるようになります。

 

 

 

この記事で紹介する先生のメソッドはここまでです。授業では3ステップ、4ステップとさらに深く自己分析の具体的な進め方がレクチャーされています。気になる方はぜひ、Schooのサイトにアクセスして、授業の後半を視聴してみてください!

 

文=宮田文机

 

今回取り上げたSchooの授業はこちら!
『自己実現に近づけるために、市場価値を高める意味と自己分析方法を学ぶ』

 

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