大手企業で事務職をしていた会社員時代から一転、コンテンツ編集を主軸とするベンチャー企業への転職を経てライター・編集者として独立したカツセマサヒコさん。激動のキャリアを重ねるかたわらでは“妄想ツイート”をはじめとしたSNS投稿が人気を集め、Twitterのフォロワー数が14万人を超えるインフルエンサーとしての地位も確立。そんな躍進を続けてきたカツセさんは、2020年6月、『明け方の若者たち』(幻冬舎)を出版し、作家デビューを果たしました。2010年代の東京を舞台に、揺れ動く若者の人生観や恋愛観を描いた本作は、すでに6刷、発行部数は6万部を突破(2020年9月3日現在)。2020年を生きる若者たちだけでなく、2010年代当時に若者であった30代前後の読者の心にも、人生をどう生きるかを問うメッセージとともに響きます。今回は『明け方の若者たち』誕生までのエピソードとキャリアの変遷を掘り下げ、カツセさんにとっての“学び”について迫りました。自分の人生に対して「こんなはずじゃなかった」と悩み、だからこそ学ぶことで変わっていきたいと願うビジネスパーソンの皆さんに、カツセさんならではの視点で描いた“学び”の本質を届けます。