みなさんは「不倫」について深く考えたことがありますか?「そんなことはない」と答える方が大半でしょう。しかし、不倫は単なる個人の問題ではなく、社会課題といえるもののひとつです。全3回に渡って見逃しがちな社会課題について考え直すSchooの授業シリーズ『教養としての「社会課題入門」』。第二回の授業では「障害者の性」や「風俗店で働く女性の支援」といった課題に、新しい「性の公共」をつくるという理念に沿って取り組む非営利組織・ホワイトハンズ代表理事の坂爪真吾先生より、「不倫という名の社会課題」について学ぶことができます。この記事では、その内容を抜粋し「不倫はなぜ社会問題ととらえられるのか」について深堀りします。