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2020.10.27

column

「好きではないが得意なこと」とどう向き合えばいいのか

「好きではないが得意なこと」とどう向き合えばいいのか

好きなことで、生きていく。

YouTubeの宣伝などで頻繁に目にする言葉ですが、「そんなことができるのは一部の特別な人だけ。自分にはとてもできるとは思えない……」と気持ちがくじかれてしまっている方も少なくないのではないでしょうか?

しかし、「好きなことをやることは誰にでも可能」です。ただし、覚悟を決めれば。

そのテーマについてレクチャーしてくれるのは『毎日を好きなことだけで埋めていく』『半径3メートル以内を幸せにする』といったベストセラーの著者であり、実業家としても活躍する本田晃一先生です。

先生の明るく軽妙な語り口とともに「苦手なことへの対処法」や「“好きなことが多すぎる”悩みの解決法」など人生のコツを学び、好きなことで生きていく準備を始めましょう!

目次

  • なぜ「好きなことをやるべき」なのか
  • 苦手を強要されたらどうすればいい?
  • “好きではないが得意なこと”の取り扱い方法
  • 本田先生の実践するやりたいことのブラッシュアップ

 

なぜ「好きなことをやるべき」なのか

 

「好きなことをやろうと提唱している最大の理由は“好きなことをやっていると人はあまり人のことを妬んだり悪くいったり機嫌が悪くなったりしないから”なんですよ」と語る本田先生。本人がハッピーだとその気持ちが周りにも連鎖していくというのは、読者の皆さんも肌感覚で理解できるのではないでしょうか?

 

ただし、私たちは「苦手なことがあったら克服しなさい」と学校で習ってきました。「だから真面目な人ほど苦手なことに時間を費やしてしまって好きなことまで手が回らないことが多い」と先生は言います。しかし、「苦手ということが許されない、ちゃんとしてない」といった思いを捨てて、自分の苦手を公表することで「自分にとっての苦手が得意な人」が現れて活躍してくれるということです。「そういう世界に皆さんを招待したい」と先生はいいます。

 

社会は「話すのが得意な人は営業」「数学が得意な人が経理」といったように得意分野がバラバラな人々がチームを組んで回すようにできています。しかし、学校ではすべての生徒がまんべんなく得意な科目にも苦手な科目にもチャレンジすることを求められます。本来なら得意な教科の違う人たちが集まってグループ戦にした方がより学校は社会に近くなるだろうと先生は語ります。

 

「すべてオールマイティにこなそうとすると、苦しくなってしまう」と先生。そうすることで自分よりも優秀な人がでてきたとき、素直に認め、頼ることができます。「叱られるのでは」と身構えず、好きなことに特化する覚悟が幸せの扉を開いてくれるかもしれないということです。

 


苦手を強要されたらどうすればいい?

ここからは本田先生の授業恒例の質問タイムです。

 

「『これからの時代テクノロジーやオンラインに対応していかないといけない!』とあおられると苦手を人に任せたい一方、可能性をつぶしそうで怖い」と語るリアルタイム受講生に対し先生は、「まずSchooを視聴する時点で志は高いです」と一言。さらに自身も「いまだにZOOMとかよくわかってないからね」と語り、そこで勝負しないという意識を持つことをおすすめします。

 

「ジョン・レノンがチケットぴあでチケットの受付やってたらダメじゃん」と先生。適材適所があること、自分の時間は有限であることを意識することが肝要といえるでしょう。

 

 

つづいての質問は「苦手の放置を許されずに強要された場合はどうすればいいか」という切実なもの。先生は「その人(強要してくる人)はそう教わってきたんだな」と想像することをおすすめします。現在は怖い上司かもしれませんが、その考えを持つに至った原因は子どものころに教わったことにあるのかもしれません。恐れずかといって反発せず、「その原因を持つに至った子どものころの相手」を想像して対応すれば「何かが変わるはず」と先生はいいます。

 


“好きではないが得意なこと”の取り扱い方法

授業も中盤に近づき、寄せられたのが「好きではないが得意なこと」への質問です。「書類仕事が好きではないが得意なため、家族からいろいろと頼まれて疲れてしまう」という相談者。

 

これに対して先生は「好きなことの純度を上げていくことの大切さ」を説きます。人から頼られるうれしさからついつい得意なことばかりしてしまい、自分の好きが分からなくなってしまう人は多いです。そこで先生がおすすめするのが「部屋に好きな小物を集めて、その中であわないものは断捨離。そうして好みの部屋を作り上げていくように、好きなことを選別して純度を高めていくこと」です。そうして好きの純度を高めていくと同じレベルで自分の苦手なことを代わりにやってくれる人が周りにそろってくるそうです。

 

 

好きなこと同士がぶつかってしまうことへの質問も寄せられました。恋愛と副業などやりたいことがぶつかってどちらもおざなりになってしまうという相談者に先生は「それを恋愛の相手に言えばいいよ」と返しました。正直にパートナーに「恋愛と他のことの両立が苦手」と告白すれば力になってくれるはずです。そうして気遣ってくれる人ならばむしろ恋愛もうまくいきそうだと思えるのではないでしょうか。

 

つづいて紹介するのが「好きなことが多すぎて何からしていいか迷う」という相談。「『何が好きかわからない』という人は『やってることが好きなことだから』」と先生。好きなことに板挟みになってもどかしい気持ちを抱いてしまうかもしれませんが、それはきっと、もどかしい気持ちを味わう状態が好きだということなのです。

 


本田先生の実践するやりたいことのブラッシュアップ

授業も終わりに近づいてコメントされたのが「本田先生のやりたいこと」を尋ねる質問。本田先生はやりたいことを人に話して、ブラッシュアップを続けているといいます。ここでコツとなるのが夢を否定してくる「ドリームキラー」に相談しないこと。自分の夢を応援してくれる人を探しましょう。「そんな人は周りにいない!」という人はもしかしたら自分自身が人の夢を応援できていないのかもしれません。「ちょっとずつでいいので人の夢を応援するコミュニケーションを取っていきましょう」と先生はアドバイスしました。

 

 

以上、好きなことをやっていくための人生のコツを本田先生の言葉をもとにまとめました。授業ではほかにも「所有欲の手放し方」や「自己肯定感の高め方」についての質疑応答がなされています。

 

『半径3メートル以内を幸せにする 第30回 好きなことをやる覚悟とは、苦手を放置する覚悟 』

http://schoo.jp/class/7084/room

 

文=宮田文机

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