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2020.01.27

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相手が納得する答えを出すために――。ロジカルな思考力を高める授業3選

相手が納得する答えを出すために――。ロジカルな思考力を高める授業3選

「なぜ伝わらないのか」「なぜ納得してもらえないのか」。

自分では完璧に伝えたつもりでも、相手にほとんど伝わっていないというのは多々あること。理由は、相手が納得する答えを導き出せていない点にあるでしょう。

ここでは、そんな「伝わらない」「相手に納得してもらえない」を悩みに抱える人に向けて、思考力を高めるきっかけとなる授業をセレクトしました。

目次

  • さあ、一歩を踏み出そう!ロジカルシンキングの基礎の基礎
  • 実践!説得力を高める「批判的思考法」
  • 最速の思考法を身に付けよう!どんな局面でも使えるOODAループ思考

さあ、一歩を踏み出そう!ロジカルシンキングの基礎の基礎
ロジカルシンキング入門

会議やプレゼンに限らず何かを説明する場面では、ロジカルシンキングに基づいた説明は不可欠です。

 

この授業では株式会社共生基盤・代表取締役であり、マーケットプレイス『ストリートアカデミー』で500人を超える受講者への指導経験を持つ、中村亮一先生を講師に迎え、ロジカルシンキングの基礎を全3回に分けて学びます。

 

第1回は「ロジカルシンキングの全体像をつかむ」がテーマ。一見難しそうに思われがちなロジカルシンキングですが、「実は皆さん普段から無意識に使っている。ただそれを意識して使っていないだけ」と中村先生は語ります。

 

第1回は「ロジカルシンキングの全体像をつかむ」がテーマ。一見難しそうに思われがちなロジカルシンキングですが、「実は皆さん普段から無意識に使っている。ただそれを意識して使っていないだけ」と中村先生は語ります。

「言いたいことがわからない」「説明しても納得してもらえたためしがない」という人は、これを機にロジカルシンキングを身に付ける一歩を踏み出してはみてはいかがでしょうか。

この授業を見た人の感想

ユーザー

非効率を防ぐためにもやっぱり聞いたほうがいいわけですね。ありがとうございます。

ユーザー

自分が正しいと思った考えを正当化するためのものではない、ということですね

ユーザー

受け手によって答えが変わる

こんなことが学べる!授業のポイント
ロジカルシンキングは、普段からよく使っている
ロジカルシンキングを難しく思えてしまう原因は、相手が納得する答えを出そうとする点にある
ロジカルシンキングの実践は「具体的なゴール設定」と「現状把握」から始まる
具体的なゴール設定と現状把握から、問題を設定しそこに焦点を当てて考える
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実践!説得力を高め、論理を徹底的に詰める「批判的思考法」

日々の仕事の中で、「普通は○○だ」「一般的に見て○○だろう」といった思い込みや曖昧な根拠で塗り固められた主張や提案を、誰でも1度は聞いたことがあるはず。ただそれでは、他者を納得させるには不十分かもしれません。大事な企画であればなおのことです。

 

“思考力教育”に尽力している、株式会社i-think代表取締役の井尻淳先生を講師に迎えたこの授業のテーマは「批判的思考法」について。授業内では曖昧で不十分な提案や主張を例に、「批判的思考法」を用いてどのように説得力を持つ提案へと変えていくのかを実戦形式で学べます。

 

「自分の主張や提案に説得力を持たせて納得させたい」「批判的思考法は知っているけれど、実際に使えている気がしない」といった悩みを持つ人にとっては、根本的な考え方やプロセスを見直すきっかけになること請け合いの1時間です。

 

この授業を見た人の感想

ユーザー

曖昧、飛びのチェック、自分なりの対処法(自信があるときこそ気をつける)、筋トレ! です。とても分かりやすかったです。ありがとうございました。

ユーザー

「批判的思考」と「批判」は異なる

ユーザー

批判的思考力は、筋トレするように鍛える

こんなことが学べる!授業のポイント
批判的思考法にいたるまでのプロセス   
  • ①タテの論理で主張と根拠を整理する
  • ②根拠と主張の間に「思い込み」や「思考停止」がないか客観視する
タテの論理が弱くなるのは「思い込み」や「思考停止」が起きているから
時間がないとき、確信があるとき、バトルモードのときに人は批判的疑えなくなる
常に批判的になるための3要素
  • ①やっつけのとき程、疑う
  • ②絶対正しいと思わない
  • ③いったん冷却
批判的思考力=筋肉、身に付けるにはとにかく継続が大事
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最速の思考法を身に付けよう!どんな局面でも使えるOODAループ思考
直観で動くOODAループ思考

この授業では、書籍『OODAループ思考[入門]――日本人のための世界最速思考マニュアル』の著者兼、アイ&カンパニー・ジャパン代表の入江仁之先生に、近年世界中のスポーツチームや軍事組織、大手企業が採用している最速の思考法「OODAループ思考」について学びます。

 

全4回の授業のうち、第1回は「ODDAループの開発背景と基本サイクル」がテーマ。PDCAサイクルに代わる新たな思考法としてアメリカから導入されたOODAループですが、誰もが知っている有名な日本の武将が掲げた“兵法”が参考となっているとのこと。その有名武将とは?

 

日本のOODAループの先駆者から知識、ノウハウ、スキルを学べるのはこの授業だけです。第1回だけではなく、全4回の授業をすべて受けることをおすすめします。

 

この授業を見た人の感想

ユーザー

五輪書と武士道とは異なっていた。

ユーザー

OODAループは相手の心をターゲットにしている。

ユーザー

「意識して周りを見る」=「相手の心を捉える」=心の状態をどう動かすか!!

こんなことが学べる!授業のポイント
ODDAループは米軍ジョンボイド大佐が開発した思考
その思考の根底は宮本武蔵の兵法「五輪書」が参考とされている
OODAループ思考は誰もが赤ちゃんの頃からやっている一般的な思考法である
サイクルは「みる」「わかる」「きめる」「うごく」「みなおす」の5要素
  • ①「みる」は意識して観ることが重要
  • ②「わかる」は観た対象と自分の世界観を照らし合わせ整合の可否を判断
  • ③「きめる」はパターンマッチングが重要
  • ④「うごく」は内発的動機のもとやり切る力が重要
  • ⑤「みなおす」場合は意味のあることを中心に世界観を更新するように
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他者に納得してもらうような答えや結論を出すためには、ロジカルシンキングや批判的思考、OODAループ思考が必要不可欠です。今回紹介した授業を参考に、より高いレベルの思考力を身に付けましょう。

        

文=トヤカン

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