“学びたい”を刺激するメディア。

2020.11.20

column

初心者がオンラインビジネスを成功させるための10のステップ

初心者がオンラインビジネスを成功させるための10のステップ

これからの時代、自分で仕事を作り出せる人が生き残る。こういった言葉を耳にし、「自分も何かしなければ」と焦る気持ちを抱いたことがある人は多いのではないでしょうか。

そこで大きな壁となって立ちはだかるのが「どうやってお客さんを獲得するのか」という問題です。

そんな疑問を解決する糸口を与えてくれるのがSchooの人気授業シリーズ「副業するなら、カメラマンがいい」。講師の小椋翔先生は写真館・フィットネスクラブ・飲食店・貿易会社を過去に経営し、すべて譲渡した経験を持つ“仕事を作り出す名人”。全国に約700万名以上の会員を抱えるカメラマン養成所の代表も勤める小椋先生のマーケティングテクニックは誰でも明日から実践できるヒントにあふれています。

この記事ではシリーズ第4回「仕事が舞い込むマーケティングテクニック」から、小椋先生がレクチャーする「ビジネス初心者がオンラインビジネスを成功させるまでの10のステップ」に焦点を当てて授業のポイントをご紹介します!

目次

  • 10ステップそれぞれの項目は?
  • “私のことだ”と思わせるターゲティング
  • 今の時代は物を売る時代ではなく、物語を売る時代

 

10ステップそれぞれの項目は?

 

「コロナ禍の時代、やっぱりオンラインでビジネスをした方がいいと思うんですよ」と語る小椋先生。そのためのステップが授業では事細かにレクチャーされました。

 

先生が提示する「ビジネス初心者がオンラインビジネスを成功させるまでの10のステップ」がこちら。

 

ステップ①「専門分野」
ステップ②「ターゲット」
ステップ③「商品化」
ステップ④「ストーリー」
ステップ⑤「モデリング」
ステップ⑥「リスト集め」
ステップ⑦「キャンペーン」
ステップ⑧「販売」
ステップ⑨「委任」
ステップ⑩「改善」

 

「どんなビジネスでもこれ一つ手に入れたら成立します」と小椋先生。先生は関わる30近くのビジネスすべてにこの考えを適用しているといいます。また、細かく考えればもっと細分化できるものの、大事な10ステップに絞ってまとめているということです。

 


“私のことだ”と思わせるターゲティング

それでは細かく見ていきましょう。

 

まずステップ①が「専門分野」。「『コロナ禍で生きていくためには専門分野を持つこと」と言われております」と先生。ただ「カメラマン」と名乗るよりも「プロフィールカメラマン」「家族写真、その中でも兄弟を専門に取ります」といった方が「このカメラマンにとってもらいたい」という理由が生まれます。 「商品は自分」と胸を張って売り込むためにも専門分野をつくることを先生はおすすめします。

 

ステップ②は「ターゲット」。「よく聞く言葉かもしれないんですけど、ここに入れてほしい言葉がもう一つあります」と先生。それは、「“私のことだ”と叫びたくなるような」。「37歳」と年齢で区切っても、「男性」と性別で区切ってもピンとこない可能性はあります。しかし「37歳男性で子どもが3人いて金髪の人」と話せば「私のことだ」と興味が生じます。それくらいターゲットを区切ることで何が何でも続きを見たくさせることが大事だということです。

 

 

ステップ③は「商品化」。「ビジネスとは問題解決です」と先生はドラッカーの言葉を引用します。つまり、現代の商品化とは「お客様の抱えている問題を見つけそれをオンラインで解決する方法を考えるまたは調べる」と言い換えられるようです。

 

「今って世の中の情報はすべて出ていると言われているんですよ」と先生。

 

YouTubeやGoogleで調べればすべての情報が見つかるはずだと先生は話します。ただ、その情報をこの人から聞きたいという需要は存在し、人はそこにお金を出します。

 

ここで先生が掲げる重要キーワードが「お客様ファースト」。先生は天才的なマーケター、ジェイ・エイブラハムの「自分の商品に惚れるな! お客様に惚れろ」という言葉を持ち出し、その重要性を強調します。

 

このキーワードについては第3回「どんな状況でも副業カメラマンとして仕事をする方法」でも触れられています。気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。

 


今の時代は物を売る時代ではなく、物語を売る時代

ステップ④は「ストーリー」。「なぜこのビジネスを私がしているのか」を明確にします。「今の時代は物を売る時代ではなく、物語を売る時代と言われております」と小椋先生。“自分がなぜこのビジネスをやっているのか”というストーリーをSNS等で発信することが「この人に依頼したい」と思ってもらえるきっかけとなるそうです。

 

ステップ⑤の「モデリング」を指して「超重要!!」と先生。中途半端にモデリングせずうまくいっている人を徹底的に真似ることが重要だと強調します。成功している同業者のFacebook/Instagram/YouTubeを徹底的に調べて同じように使いましょう。大切なのはモデリング対象が“本当に成功していること”と“そのツールを使って成功した”ということです。

 

ステップ⑥は「リストを集める」。オススメのツールはLINE公式アカウントだと先生。ここでのポイントは一番価値があるものをあえて無償で提供することです。「例えばあなたがNewborn(新生児)フォトグラファーであれば、『Newborn写真の撮り方』という自分の一番価値を持っている部分をYouTubeにアップしまくりましょう」と先生は語ります。

 

 

ここで先生が引き合いに出すドラッカーの名言が「マーケティングとは販売をしないこと」。人から営業をされるとウッと引いてしまうという感覚は誰しもが持っているのではないでしょうか。そのため、YouTubeで普段から情報を発信して「相手が欲しい」という状態をつくりあげることが大きな効果を発揮するのです。

 

そこでさらにほしい人に対しLINE公式アカウントへの登録を誘導すると効果的。顔出しが恥ずかしい人は画面共有などの方法で顔を隠してでも、まず自分からYouTubeで発信してみることを先生はおすすめします。

 


「そこまでやってくれるの!」がお客様を生み出す

ステップ⑦は「キャンペーン」を考える。「普通に商品を並べるだけではなかなか人間は買わないんですよね」と小椋先生。

 

「今なら限定10名様に通常20万円コースを5万円で受講できます」「50万円分の価値があるテキストを無料で提供します」「受講料分の5万円分を売り上げるまでフォローします」などモニターキャンペーンや圧倒的にお得なサービス、ありえないサービスを考えましょう。「そこまでやってくれるの!」とお客様に思っていただければ買ってくれる可能性は非常に高まります。

 

 

この記事で詳しく取り上げるのはステップ⑦までです。

 

もちろん実際の授業で動画ではステップ⑧「販売」~ステップ⑩「改善」まで先生の軽妙なトーク付きで解説されています。ぜひアーカイブされた授業動画にアクセスして確かめてください!

 

 

『副業するなら、カメラマンがいい 第4回 仕事が舞い込むマーケティングテクニック』(未会員の方は1時間無料で視聴可能です)

http://schoo.jp/class/7063/room

 

文=宮田文机

今日の生放送

おすすめ記事

ペンシルからのプッシュ通知を設定しておくと、新着記事のお知らせなどをブラウザ上で受信できて便利です。

通知を受信しますか?